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家を買って住みたい街、「目黒」が初の1位

 不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」は、「2019年 首都圏版LIFULL HOME’S住みたい街ランキング」を発表。家を買って、あるいは借りて住みたい街が明らかになった。

 LIFULLは2月5日に「2019年 首都圏版LIFULL HOME’S住みたい街ランキング」を発表した。首都圏「買って住みたい街」ランキングは、昨年2位の「目黒」がはじめて1位となった。2位は「八王子」、3位は「恵比寿」。

 一方、首都圏「借りて住みたい街」ランキングでは「池袋」が3年連続で1位。2位以下は「川崎」「中野」「高円寺」で、昨年と同じ顔ぶれとなった。

■首都圏・買って住みたい街ランキングは「都心回帰」

 首都圏「買って住みたい街」ランキングは、昨年までは「船橋」「戸塚」と2回にわたり都心以外の駅が1位だったが、今回3年ぶりに都心の駅が1位に返り咲いた。今回1位の「目黒」は、昨年まで2年連続2位と安定して高い人気を誇っていたが、駅前に大規模なタワーマンションができたことで環境が大きく変化。「職・住・遊」がバランスよく整った注目エリアへと発展していることがトップ獲得の要因となった。

 2位には「八王子」が昨年3位から上昇し、2年連続で上位にランクイン。「八王子」も駅前に新築マンションが相次いで誕生し、2018年は"マンション激戦区"として注目された。3位の「恵比寿」は、昨年の13位から大きく順位が上昇し、勢いを見せる結果となった。

 このほか「広尾」「月島」「人形町」「三越前」など都心駅が上位にランクイン。特に、住宅地としてのイメージの薄い「人形町」「三越前」に、単身者やDINKS向けのマンションが登場したことで新たな需要を呼び起こし、結果的に都心回帰を推し進めることになった。

首都圏・借りて住みたい街ランキングは「不動のトップ4」

 一方、首都圏「借りて住みたい街ランキング」は、「池袋」が3年連続で1位。賃貸物件は都内に多数あるが、2位以下を大きく引き離し、不動の人気を保っている。「池袋」は、駅周辺が広く発展しており、商業施設や娯楽施設が集中する繁華街があること、JR山手線や西武池袋線ほか計8路線が乗り入れるビッグターミナルでアクセスに便利なこと、大学や専門学校などが多くある学生の街であることなどが人気の理由と考えられる。

 2位以下も「川崎」「中野」「高円寺」と昨年と変わらず。1位から4位のいずれも「池袋」と似た特性をもつエリアで、街としての規模があり、交通利便性に加えて多様性とエンターテインメント性が高いことが賃貸人気を得やすい共通点がある。  また、「本厚木」「柏」「津田沼」「千葉」など都心から一定の距離があるものの、拠点性があり、物価が安定しているエリアも上位にランクインしている。

■「買って/借りて住みたい行政区」は?

 LIFULLは今回、「買って住みたい行政区」「借りて住みたい行政区」についても調査を行った。

●「買って住みたい行政区」

 1位になったのは世田谷区。同区は、城南エリアに位置し、面積が広く、二子玉川や成城を筆頭に、駒沢公園に下北沢、上野毛など以前から文化人も多く暮らす人気の街が点在している。また、砧(きぬた)公園や駒沢オリンピック公園、五島美術館、世田谷美術館など、大きな公園や文化施設が整い、自然が多く残る環境でもある点が特徴だ。

 上位には中央区や港区、渋谷区、文京区をはじめとして都心と近郊の行政区がずらりと並び、やはり予算が許されるなら通勤・通学の便がよく、生活に便利な施設が整っている都心エリアで生活したいという気持ちがランキングに反映されている。  また、千葉県の船橋市が4位になったほか、東京都の八王子市や埼玉県の川口市、千葉県の市川市がランキングに登場し、都心へのアクセスが良好なベッドタウンのある行政区も、都心同様に支持が高いことが明らかになった。

●「借りて住みたい行政区」

 「借りて住みたい行政区」も「買って住みたい行政区」と同様に、世田谷区が1位に輝いた。上位には2位の杉並区、4位の大田区をはじめ、都心隣接の「準都心エリア」が並び、職住近接(職場と住居の距離が近い)環境と家賃相場とのバランスが取れたエリアの人気が高くなる傾向がある。

 都心では、港区が13位に登場するのみで、千代田区や中央区などはランキング外に。交通の便は良い一方で、家賃相場が極めて高いこともあり、都心の行政区は一般的な支持を得られていないようだ。

 また、17位に船橋市、19位に市川市がランクインしており、「買って住みたい行政区」と同じく、都心へのアクセスの良さと相対的な家賃相場の安さから、東京以外の行政区も一定の支持を集めている。

【調査概要】 ○ データでみた住みたい街ランキング
対象期間:2018年1月1日 ~ 2018年12月31日
対象者:LIFULL HOME'S ユーザー 首都圏は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県を対象とした
集計方法:LIFULL HOME'S に掲載された賃貸物件・購入物件のうち、問合せの多かった駅名をそれぞれ集計
分析:LIFULL HOME'S 総研
○ みんなに聞いた住みたい街ランキング
調査期間:スクリーニング 2018年11月30日 ~ 2018年12月5日/本調査 2018年12月14日 ~ 2018年12月17日
調査対象者:18歳 ~ 69歳男女 首都圏は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の居住者を対象とした
サンプル数:スクリーニング 首都圏70,000票  本調査 首都圏2,747票
ウェイトバック:実際の都府県×性×年代の人口構成比に合わせ、回収数にウェイトバックを実施
MONEYzine編集部[著]

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