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見当違いな藤田孝典さんの「子ども食堂」論にいっちょ噛みしてみます。

こんにちは図解士です。

先日からTwitter界隈を中心として、ファミリーマートの子ども食堂事業が話題になっています。

というのも、このファミリーマートの子ども食堂事業に対して、藤田孝典という社会福祉関連の活動家の方が噛みついたからです。

この辺が意見の対立を取り上げていて詳しいです。(https://togetter.com/li/1315501

その後、藤田氏はヤフーニュースにも寄稿しています。(https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/20190203-00113525/

このヤフーニュースを読んで、これはもはや提言とすら呼べないな、と思ったのが今回の記事を書くきっかけです。

Twitterでは話があっちこっちに飛びますので、今回はヤフーニュースの藤田氏の記事のみを取り上げて、なぜ私がここまで酷評を下したのかを合わせて解説します。

藤田孝典氏、ファミリーマートの「子ども食堂」事業に噛みつく。

先の投稿記事での藤田氏の意見は三つに集約できるでしょう。

・先駆者に敬意を表し、理念や思想を共有すべし

・コンビニはワープア再生産の現場

・国家責任を後退させる民間支援

急いで書いたのが分かる文章です。正直、後ろ二つに至っては子ども食堂とは直接関係ないですしね。

とりあえず一つずつ見ていきましょう。

先駆者に敬意を表し、理念や思想を共有すべし

藤田氏にによれば「子ども食堂」とは、以下のような存在だそうです。

手づくりで温かい家庭的な食事を提供されることが一般的

食事を提供するだけではなく、子どもとの交流も目的に地域での見守り支援や家庭への支援も含まれている

確かに、そういう形態で営まれていることが多いかもしれません。

しかし、そうとも限りません。

以前、私は子ども食堂の運営が厳しくて辞めてしまった事例を取り上げたことがあります。その活動をなさっていた方は、食堂という形ではなく、小さなお祭りのようなイベントを主催することで、子供たちの支援を続けることにしました。

彼の活動は「子ども食堂」よりも敬意を抱けないものでしょうか。理念として劣るのでしょうか。

そんなはずはありません。

子供たちを支援しようと思う志は活動の形態を問わず素晴らしいものですし、子ども食堂かくあるべし、という決まりなどどこにもないはずです。

私がツイッターで呟いたことですが、こういうたこ焼き屋もあります。

https://twitter.com/zukaiseiri/status/1092433107007852544

このたこ焼き屋は小学生は10円でたこ焼きを買うことができます。

そして10円すら持っていない子供のために、わざと内部を布張りにした箱で代金を回収しています。

仮にお金を持っていない子供でも、払ったふりができるようにです。

これも従来の「子ども食堂」とは異なった支援活動ですが、藤田氏はこういう活動は認められないのでしょうか。

そうではありませんよね。

子ども食堂の形を一つに縛る必要はないのです。

コンビニはワープア再生産の現場

正直、「だから何なんだ」で終わる意見なのですが、それではあまりに不親切なのでもう少しだけ書き加えます。

そもそも、コンビニがどうやってワープアを生産するのでしょうか。その過程が分かるならぜひ教えてほしい。

たしかに藤田氏の言う通りコンビニでは多くのワープアと表現される人々が働いているでしょう。しかし、コンビニは何か強大な権力をもって彼らをワープアに陥れているわけではありません。ワープアが都合よく労働力として働いてくれるので、それを活用しているだけです。

コンビニで働き続けることによってワープアの人はワープアのままかもしれません。しかし、だからと言ってコンビニにその人々の生活の向上まで求めるのは筋が違うはずです。

それは大きくは社会の問題であり、行政の仕事でしょう。

一時期、仕事で池袋に通っていた時、サンシャインビルに向かってファミリーマートの違法労働を訴える集団に出会ったことがあります。私には詳細は分かりませんが、藤田氏にはそういったファミリーマートの労働搾取についての話題を豊富に知っているのかもしれません。

しかし、それとこれとは別です。

藤田氏が悪と決めたら、どんな慈善活動も許されないのでしょうか。

そんな馬鹿な。

ファミリーマートが子ども食堂をやったっていいじゃないですか。

結局これは「だから何なんだ」で終わる話なのです。

国家責任を後退させる民間支援

これはもう語る気すら起きないのでばっさり言ってしまいますが、一企業の福祉事業と国家論になんの関係があるんですか?

総括

全体を通して言えることは、藤田氏の意見には、何一つ生産性が無い、ということです。

ファミリーマートの「子ども食堂」事業で救われる子供や家庭はあっても、藤田氏の意見で救われる人は誰もいません。あったとしても勘違いした慈善活動家の偏屈な自尊心だけでしょう。

なぜ社会活動家として実績のある彼がこんな筋の通らない意見を書いてしまったのでしょうか。

彼のこの件での第一声はおそらくはTwitterだと思いますが、最初から彼は多くの批判にさらされてきました。私も藤田氏の一連の発言には賛同できない部分も多くありますが、言い方さえ気を付けていれば、あそこまで炎上することもなかったでしょう。

ファミリーマートの労働問題など、周知する良い機会だったかもしれません。

そして、炎上のストレスがあの記事につながってしまったとしたら、それはとても残念なことです。さすがに視野狭窄にすぎます。

結果として、ご本人の評価を下げるだけの結果になってしまいました。なにより文章に焦りがにじみ出ています。クールダウンすべきだと思います。

藤田氏の志そのものは立派なものでしょうし活動実績だってあります。落ち着いて意見を述べればきっと素晴らしいものになるのではないでしょうか。

ちなみに、不明なる私の意見としましては、藤田氏にはこういった事業のノウハウがたくさんあるのでしょうし、それをファミリーマートに売り込んでみれば、より良い成果につながるような気がするのですがいかがでしょう?

なんかえらそうですいません。

※訂正。藤田氏を藤井氏と間違っておりました。謹んでお詫びします。訂正いたしました。

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