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過労死ラインを超えたら体はどうなる?「毎月40度の発熱」「いくら寝ても疲れが取れない」

過労死ラインを超えたら体はどうなる?

月に80時間を超える残業をすると心身の健康を著しく損ねる。この時間は「過労死ライン」といい、働きすぎによる健康障害と、労働災害認定の因果関係の判断となる目安の時間だ。今回はキャリコネニュース読者から寄せられた「過労死ライン超え」の残業エピソードを紹介しよう。

営業職として働いていた20代男性は、「午前2時出勤で配送と営業活動を行い、残業時間は閑散期で75時間、少し忙しいと100時間は超えていた」という。その状態が続いたため、男性は、

「毎月40度前後の熱を出して休んでいました」

という。それでも人手不足で欠勤は許されず、39.9度の熱がある中で運転したこともある。 食欲がなくなり1日1食の生活を送るうちに体重が減り、健康を優先して退職した。当時を「あの時は鬱のような感じでした」と振り返る。

「要領が悪い自分のせい」と自分を責め、疑問すら感じない状況へ

クリエイティブ職として働いていた20代女性は、「入社して2~4年目くらいまで月平均100時間越えで、残業代無し」という環境に身を置いており、帰宅してすることはシャワーと睡眠だけだったという。

「家がシャワーと睡眠だけのための場所になり、平均夜の2時、ひどい時は朝の7時まで働いて家からトンボ帰りの状況です」

女性は内心きついと感じつつも、会社からは「うちはまだマシ」「効率の良いやり方を見つけろ」と言われるうちに、「要領の悪い自分のせいだから」と当時の労働環境に疑問すら感じなくなっていく。

女性は以降3年にわたって勤務を続けたが、体調不良を原因として同期や先輩はほぼ全員退職。最も信頼していた先輩が転職し、その時に上司が話した言葉が女性に退職を決意させた。

「上司が陰で言ったのは『こんな時期に急に退職とか迷惑』の一言でした。一気に私は目が覚めました」

ほどなく女性は退職し、別の会社に転職。当時の体調については「こんな生活でも健康診断は問題なしでした。不思議な話です」と自分でも疑問のようだ。現在は「楽しく生きています」と仕事を楽しんでいる。

相次ぐ連勤で「自殺しても過労に認定されるんじゃないかな」

IT業界で働いていた女性は、20年ほど前の業界状況について、「200~300時間の残業なんてどこもザラで、過労死・鬱は当たり前」という。女性も月間200時間の残業をした末に体調を崩して退職。当時のことを、

「このままいくと死ぬ!と退職しましたが、いくら寝ても何しても疲れがとれないという地味に辛い日々を何か月も過ごして後悔しました」

といい、「PC世代でない人またはPC知識が全く無い人が上司や経営者でいるとそうなるという地獄の時代でした」と振り返る。

お泊まりデイサービスの管理者をする40代男性は、職員が足りず、欠員が生じた際には現場に出なければならなかった。男性のシフトは、7時出勤19時退勤だが、日勤を終えて夜勤で働いた後、さらに日勤では働かなければいけないときもある。
「さすがに(連続勤務を)したときは、頭痛が2週間続きました。ちなみに給与は夜勤手当のみです」
「夜勤明けというかたちで家に帰っても夕方の送迎があるので、そのまま3時間程度仮眠して、17時からまた送迎。 自殺しても過労に認定されるんじゃないかな」

と心の内を明かした。

キャリコネニュースでは引き続き「過労死ライン超え」の残業エピソードを募集しています。

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