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墓参りと中国の統一(革命思想教育)

昨日書いた清明節に関する記事(ノートパソコンやルイヴィトンを「お供え物」にする中国)の続きのようなものです。

 昨日は、中国人の死生観というか文化的観点からまとめさせてもらいましたが、今日はどちらかというと政治的観点からの記事になります。


1 革命思想と墓参り



 亡くなった方を思う日なので、個人的には自分の先祖の墓参りとなるわけですが、故人を思う日ということで、これが学校などで行われる革命教育と結びつくと革命の英雄に対し思いを寄せる日となります。

 中国国営の『新華社』が「清明祭英傑」で各地のこうした活動を紹介しておりました。

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 一番上の写真は、中華人民共和国広西チワン族自治区来賓市の忻城県の民族学校の活動の様子です。民族学校とは中国にある、主に少数民族が通う学校で、この地域なら大半がチワン民族となります。

 つまり、これは少数民族であるチワン民族でさえも中国の革命を祝って、今は亡き英雄達に対し、ネット上で花を手向けたりしているという様子を撮影したものです。

 ちなみに見ていたのは下のようなサイト(網上祭英傑)かと思います。ここでは英雄達に対し、頭を下げたり、花を捧げたり、コメント残したりすることができるようになっています。

 二枚目の写真は安徽省の小学生達が、革命で犠牲となった方々の記念碑を収めた記念館を訪問している様子です。



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2 国の統一



 国をまとめるために江沢民時代に愛国主義が使われたことは日本でかなり大々的に報道されましたが、共産党の正当性が革命と勝ち抜いたことである以上、こうした活動は今後も続けられることとなるのは間違いないと考えます。

 ちなみに『中国新聞網』では「福州古镇村民守护百年戍守台湾将士墓群」という記事と配信しておりましたが、これは日本が1874年の台湾出兵した時の犠牲者の墓の手入れをしている様子を報道したものです。

 先の少数民族に対する革命の教育と同じように、これも外敵(日本)を使って中国と台湾の関係強化を狙った報道かと思われます。 

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