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なぜ日本の教育は「参加型」ではないのか?

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先日、ある本の一部をTwitterに投稿しました。

出典はこちらです Stefano Bartolini の 幸せのマニフェスト: 消費社会から関係の豊かな社会 https://amzn.to/2HHzlY6

この本で紹介していたこの表は、Gaël Brulé, Ruut Veenhoven のParticipatory Teaching and Happiness in Developed Nationsという論文に掲載されいているものです。

この記事の目次
  • 参加型教育とは?
  • 世界各地の参加型教育の様子
  • 参加型教育がいつも良いわけではない
  • なぜ日本の教育は参加型ではないのか?
  • なぜフランスの授業は非参加型?
  • 参加型教育の良し悪し

参加型教育とは?

参加型教育とはグループワークなどの生徒同士の協働が多い教育です。参加型学習ともいわれ、学習している本人が学習の過程に、参加することを促す形態のことだといわれます。これを「水平型」ともいいます。

反対の「垂直型」の教育とは従来のように教師が講義をして、生徒に質問を求め生徒がノートをとったり、教科書を読んだりするタイプの教育です。トップダウン型ですね。

この水平型(参加型)と垂直型(トップダウン型)の教育を軸にして参加型教育指数(IPT)に落とし込み、先進国間でどのような偏りがあるかを調べ、その結果をランク付けしたのが先ほどの画像です。なお、参加型教育指数に使用したデータは、Civic Education Study (CES)とTIMSSの調査から抽出したものだということです。

その結果が、最初に紹介したこちらの表になります。


参加型教育ランキング

日本はとても低く、スウェーデンはとても高いことがわかります。

世界各地の参加型教育の様子

この結果に様々な声が寄せられました。

賛否両論で、実際に海外で体験した参加型教育を寄せてくれた人もいました。

もちろんここには、ある程度のバイアスもあるでしょうし、一般化はできませんがそれでも、ここまで多く声が上がってくることは興味深いことです。スイスでは、握手するんですね。

これを踏まえて、僕自身も思ったことがあったのでまとめてみます。

参加型教育がいつも良いわけではない

まず参加型の教育(水平型)の方が、反対のトップダウン型の垂直型の教育よりも絶対に良いというわけではないということはあげておきます。スポーツとか訓練やビジネスシーンにおいては、トップダウン型がうまく機能する場面はまだまだ多いことは想像に難くないはずです。

「参加」にかんする文献を紐解くと、参加にも積極的な参加と受動的な参加(会員になっているだけ)とか、有償か無償かとか、制度化されているかとか、色々な形態があることがわかります。そもそもコミュニケーションが、水平型と垂直型に明確に別れることがずっと続くことってってほぼないですよね。偏りはあるでしょうが、常に流動的なものです。

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