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抗インフルエンザ薬ゾフルーザでのシオノギの株価の変動 メディアの自作自演? シオノギの自業自得?

ほとんど宣伝活動のようなテレビでのインフルエンザ特集も影響したのでしょうが、ゾフルーザは抗インフルエンザ薬のシェアが今期トップとなり、シオノギの株価は上昇しました。

しかし今回ゾフルーザ耐性インフルエンザのニュースが報道された途端株価は下がったようです。いったい何が問題だったのでしょう。

まず耐性ですが、以前の記事でも書いた通りゾフルーザのインフルエンザウイルス耐性誘導は10%に出るわけですので、これだけ処方されれば出現するのは特に珍しい話ではありません。実際私も少ない症例数ですが効果のない症例を経験しています。そう今回のニュースは医学的には当然のことです。

では何が悪かったのか。正直シオノギがあえてこの耐性のことをそこまで語らず(説明書には書いてあります)、テレビで耐性には触れないほぼ宣伝番組を作成してきたこと。そしてそのままメディアも耐性誘導には沈黙していい薬と発信し続けたこと。

その結果患者もすごいいい薬に違いないと勘違いし、医師もあまりよく考えずに患者の希望で多量に処方してきた結果当然出てきた耐性株を、またさもすごいことのようにメディアが今になってニュースとしたこと。ある意味梯子外しのこのニュースの結果がこの株価を動かしたと思います。

そうメディアの自作自演、でもある意味シオノギの自業自得です。不作為の罪ですかね。このような非正直な薬の売りかたをする会社の信頼がどうなるかは今後の株価に影響するでしょうか。多分これもメディア次第だと思います。

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