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- 2019年01月24日 10:19
DEES NOT WORDS!〜女性議員の意義〜〜
2/2【私達はスーパーウーマン!Argue(声をあげよう)!】
マンチェスター市議会は、半数が女性議員なだけではなく多様な民族・文化を持つ議員も選出されています。東京都議会は、17年改選で躍進をしたとはいえ126人の内女性は未だ36人。ヤスミン議員は「地域で発生しているすべての問題、ホームレス、DV、薬物依存等多くの問題すべてを理解しなければならない。特定の問題だけに取り組むべきではない。」と指摘。女性議員というと、どうしても子育て・福祉・環境に偏りがちであり財源の根拠についてシビアな観点も持つべきではないかと常々考えていたところ、労働党においても合理的にものを考えるのが英国政治家だと膝を打ちました。今般、ウッド・ストック町議会議員(保守党・労働党)、ケイト・グリーン国会議員(下院・労働党)と多数の女性英議員とリアルに話す機会に恵まれました。日本では国政政党主導で女性議員育成や増員が進められていますが、英国ではすでに自らの実績がありその評価をもって議員になり、個々の価値観や使命感が政治に反映されている。この点が女性政策の根幹であると痛感しました。1点気になったのは、子育て真っ最中の乳幼児を抱えた女性地方議員は少ないということ。この点は日本の地方議会の方が、チャンスがあると感じています。
女性議員を増やしていくにはどうしたらいいか…
ヤスミン議員のこの言葉に尽きます。
「育児に家事をこなしながらも市民のために働く女性議員は、単なるウーマンではなくスーパーウーマン!私達(女性)はあきらめずArgue(声をあげよう)!」
参加者全員スーパーウーマン(笑)。道中大先輩方と、苦労話ややりがいを伺い、時に熱く議論できましたこも血肉となりました。それぞれの持ち場でArgue!
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※(公財)市川房枝記念会女性と政治センター主催2018イギリススタディツアー報告書に寄稿文へ加筆修正したものをセンターの快諾を得て投稿しております。
【お姐総括!】
英国を訪れた10年前の2008年の夏。
江戸川区議会議員に初当選したものの、旧弊的議会運営に驚愕し「民主主義とは?!」と疑問を抱きオバマ大統領誕生前年の米国ワシントンDCを訪ねておりました。

▲自由の聖堂「Lincoln Memorial」

▲日本には政府と利害関係のない良質なシンクタンクがないことを憂慮し、ヘリテージ財団(The Heritage Foundation)でヒアリング
さらにさかのぼって1987年。大学の卒業旅行でもロンドンに。

▲ウェストミンスター橋から、ビックベンを臨む大学四年のお姐
この時の私は、都議会議員となり、30年後に背後に写る英国国会議事堂の中の委員会室で、日英の政治について活発に英国国会議員の意見交換するとは想像だにしなかったと思います。ヤスミン議員と同じく「まさか、自分が議員に!?」です(笑)。
外面的には、成績も振るわぬ御多分に漏れぬバブル時代の女子大生そのものでしたが、内面では「仕事か子育てか」二者択一はいやだ、でも自分がずっと働き続ける才能があるのか…自分に自信がなく悶々と卒業旅行中もずっと胸に去来していたのでした。この直後就職し、数度転職の後結婚、子どもを授かり、マタハラで会社を首にとなり、波乱万丈な人生から多くのことを座学で学び、いつしか政治の世界に…今のお姐に至ったのであります。

▲30年後、議事堂委員会室からウェストミンスター橋を臨む。
サフラジェット※のスローガン
「DEES NOT WORDS」(言葉ではなく行動)!!
さながらに…。
※「サフラジェットの闘い:イギリスの女性参政権獲得から100年」ご参考
- 上田令子(東京都議会議員江戸川区選出)
- わたしは、ブレない。



