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- 2019年01月24日 09:09
【ロボット出前】、キャンパスでピザ配達にスタバからも!「お買い物はお店」の前提は?

ロボット開発のスタートアップのスターシップテクノロジー(Starship Technologies)と教育施設などのフードサービス事業を手掛けるソデクソ(Sodexo)と提携したロボット配達は自律走行ロボット25台を使って、オンデマンドでピザやコーヒーを配達する。
デリバリーロボットは高さが約40センチメートル、横幅が30センチメートルでカメラやセンサー、制御システム、通信機器、LED、バッテリーを搭載している。ロボットは時速4マイル(6キロメートル)で走行し6つの車輪で風や雨の強い日でも稼働できるようになっている。
上部にあるカバーを開けると注文品を入れるスペースが用意されており最大20ポンド(9キログラム)を運ぶことができる。
配達場所はキャンパス内のピックアップポイントとなり、注文から15分内に配達される。
今のところスターバックス、ダンキンドーナツ、プレイズピザの注文に対応しており、提携レストランを徐々に増やしていく。
オンデマンド・ロボット配達サービスの手数料は1.99ドル。
オンデマンド配送を利用するには専用のアプリを使用することになる。アプリでピザなどを注文し、注文品を受け取るピックアップポイントをキャンパス内のマップでピンをドロップして入力する。ロボットの動きはアプリからモニターできるようになっており、ピックアップポイントに到着するとアプリに通知が届くようにもなっている。
受け取りはアプリからカバーを開錠して開け注文品をピックアップする。自動走行だが専門スタッフがモニターも行っているという。
ロボットを利用したデリバリーは増える傾向にある。食品メーカーのペプシコは今月初め、カリフォルニア州ストックトンのパシフィック大学で同社の菓子や飲み物を移動して販売するロボット「スナックボット(snackbot)」のサービスを開始した。
UCバークレー校でも昨年からキャンパス内でスタートアップ企業のキウイ(Kiwi)が開発した小型デリバリーロボットを稼働させている。
大手小売りチェーンではスーパーマーケットチェーンのストップ&ショップが先週、自動運転の無人・移動コンビニカー「ロボマート(Robomart)」を使った実証実験を始めることを発表した。
スーパーマーケットチェーン最大手のクローガーは昨年12月から自動運転車の開発を行うスタートアップ企業「ニューロ(Nuro)」と提携して自動運転車による当日宅配サービスの実証テストを行っている。
ウォルマートも来月にもスタートアップ企業「ユーデルブ(Udelv)」と提携し、自動運転車による配達サービスの実証実験を開始するのだ。
キャンパス内のロボット配達や小売りチェーンのロボット宅配など今年は同様なニュースが続きそうだ。
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタント後藤文俊です。学生の頃からロボット配達に慣れていると買い物行動も今とは異なってきます。当ブログで何度も何度も強調しているように「買い物はお店(売り場)」という前提がさらに崩壊するのです。売り場はチャネルの一つでしかなくなっていくということ。当社のIT&オムニチャネル・ワークショップのカリキュラムでは、ストアアプリを使った注文や買い物を体験してもらっています。大手チェーンストアはストアアプリを使ってカスタマーエクスペリエンスを提案している実情がよく理解できるのですね。当社のクライアントで初回の参加者はみなさんショックを受けます。特にスーパーマーケットのクライアントは大きな衝撃を受けます。「売り場がチャネルの一つ」を実感することで。こだわった陳列方法などがあまり意味をなさなくなる可能性を知ることになるからです。テスト前に深夜まで勉強する学生が夜食にロボット配達でコーヒーやピザを注文...
オンデマンド・ロボット配達に慣れた世代が消費市場の中核に占める頃を想像してみてください。それでも「買い物はお店(売り場)で」の前提は揺るぎませんか?



