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近藤麻理恵の片付け術が大ブーム「SPARK JOY」が世界中に拡散

インスタグラムより

 1月14日、アメリカの新聞『ワシントンポスト』に、片付けコンサルタント・近藤麻理恵の記事が記載された。

「ワシントンのグッドウィルセンター(リサイクルショップ)で、2018年に集まった寄付品の3分の2もの寄付が1週間で集まった」

 これは、1月1日からNetflixで始まったリアリティー番組『KonMari~人生がときめく片づけの魔法~』(原題『Tidying Up with Marie Kondo』)の影響だと、CNN、ニューズウィーク、ガーディアンなど世界中のマスコミで話題になっている。

 ツイッターには「これも『近藤麻理恵』効果? 寄付の列ができている」と、何台もの車が列をなしている写真がいくつもアップされている。家を整理して、不要になったものが次々に寄付されているのだ。

 近藤麻理恵は、2010年に出版した『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)が大ベストセラーになった。

「片づけをすることで自分のときめくものがわかり、判断力、選択力が磨かれる」としており、断捨離ブームと相まって、大きな話題となった。

 片付けの基本は「こんまりメゾット」と呼ばれるもので、「それにときめくか、ときめかないか」という単純なもの。ときめかなければ、すべてゴミ箱行き。

 片づける順番も重要で、衣類、本、書類、小物という流れ。思い出の品は、つい見入って、作業がそっちのけになるため、一番最後だ。

 近藤の本は海外でも高い評価を受け、『ニューヨークタイムズ』1月2日の記事では、40カ国以上で累計850万部以上販売されているとしている。

 アメリカでは2014年に出版後、片付けを「kondoing」(こんどうする)と表現するようになり、近藤は、2015年に『TIME』誌で「世界でもっとも影響力のある100人」に選ばれた。

 近藤はしばしば「メリーポピンズのよう」と書かれるが、一方で『ニューヨークタイムズ』2016年1月23日の記事では、「彼女の服のたたみ方は折り紙に匹敵する」と紹介されており、東洋の神秘的な受けとめられ方もあるようだ。

 本の片付けをめぐっては、SNSで「本は人生のさまざまな時期に読み返すものだから、捨てるのはおかしい」と批判の声が上がり、これに対して「整理したらもっと別の本が買える」との論争も起きているが、これも人気の証だろう。

 専業主婦の母親に憧れ、5歳で片付けに目覚めた近藤は、高校2年生のとき、すでに「ときめくものを選ぶ」という理論を確立している。現在は、2人の子供とアメリカ暮らし。

 ちなみに、「ときめき」を英語では「SPARK JOY」と表現している。全世界に拡散していく「SPARK JOY」の魔法に、次の休みに挑戦してみるのもいいかも。

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