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多弱克服のために

 一昨年の総選挙以来、旧民進党は大別すると立憲民主党と国民民主党の2つに分かれました。私は、両党に入らなかった13名の無所属議員で構成する衆院会派「無所属の会」のメンバーとして、立憲と国民民主の結節点になるべく約1年間にわたり努力してきました。

 しかし、それぞれが独自路線を走りすぎ、残念ながら歩み寄りは見られませんでした。そこで、会派内で局面打開策を協議した結果、無所属の会は解散し、野党第1党の立憲民主党の会派に加わる方向性を確認しました。ただし、会派入りについては所属する13人が個別に判断することとしました。

 各自が態度を決める締め切りは、1月8日の最後の会派総会でした。会派代表を務めてきた岡田克也元外相をはじめとする9名が、立憲の会派に合流することになりました。私を含む4名が合流しない考えを明らかにしました。

 野党第1党を軸に同心円を拡大していこうとする岡田さんたちの判断は、現実的な対応だと理解できます。一方、立憲と国民民主の仲立ちをして、それぞれが党勢を拡大する道を探る人も依然として必要だと思います。私は死に物狂いでその職責を果たしていきたいと思います。

 党籍はなくても、無所属の仲間が集まり会派をつくれば、質問権は確保できます。昨年は、そのお蔭で十数回も質疑に立つことができました。質問の機会を失うと政治家は劣化します。それだけは避けたいので、4名の同志に加えて、これまで会派に属さず単独で活動してきた3名の無所属議員にも呼び掛け、新しい会派「社会保障を立て直す国民会議」を1月16日に結成しました。会派名は、国会で一番停滞している医療、年金、介護などの社会保障改革の分野で政策提言を行いたい、という思いから決めました。

 1月下旬に召集される通常国会において、納税者の番犬として充実した活動をしていく決意ですが、今年は選挙イヤーでもあります。まずは、今春の統一地方選。昨年6月に立ち上げ、私が会長を務める政治団体「千葉民主連合」には、立憲、国民民主、無所属の地方議員が約60名参加しています。全員当選めざして、県内を東奔西走するつもりです。そして、彼(女)らの力を結集して、今夏の参院選に臨みたいと思います。

 年末年始とご挨拶廻りをしてきましたが、(安倍)一強の弊害は自民党支持者も含めて多くの人が認めるところですが、それを許している野党の多弱こそが問題だというご意見をたくさんお伺いいたしました。年頭にあたり、国会においても各級選挙においても、今年は多弱克服のため歯を喰いしばって戦う決意です。

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