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【髭剃りの切れ味】

アメリカで今週、めっちゃ話題になっている動画広告があります。髭剃りメーカーのGilletteが打ち出した1分49秒のコマーシャルです。この中で商品は一度も登場しません

#MeTooの時代に男性はもっと思いやりを持って、という内容です。14日に公開されて以降、男らしさとは何かをめぐって賛否両論が紛失!

ボイコットしてライバル会社に切り替えるという男性が相次いだ一方、こうやって議論されること自体、広告の成功という見方も。

こうしたメッセージ広告Woke Capitalism(覚醒資本主義)とも呼ばれています。“意識高い系”って感じかしら。こちらが話題の動画。

目覚めましたか?

WSJはP&G Challenges Men to Shave Their “Toxic Masculinity” in Gillette Ad(プロクター・アンド・ギャンブル、ジレット広告で男性に”有害な男らしさ“を剃り落とすよう挑む)の中で、P&G傘下のジレットが”We Believe(我らは信じる)“と題したコマーシャル#MeToo運動いじめ、それに”有害な男らしさ”に関するニュース音声が流れたあと、ナレーターが「男の子はいくつになっても男の子」でいいのか、と投げかけた上で呼びかけます。

これが男性にできる最大限か?隠れることはできない。あまりに長く続いた。同じような言い訳を続けて笑い飛ばすことはできない。

New York Timesは、この広告に対して男性の間で反発が広がり、ジレット製品のボイコットにつながっていると報じています。

テレビのパーソナリティらが「(ジレットは)男らしさに戦いを挑んでいる」と問題提起。ライバルのDollar Shave Clubも「ようこそ」とツイートしたということです。

Washington Postはこうしたジレットの男らしさに対するメッセージ広告はNFL選手のColin Kaepeenickを起用した、NIKEの人種に関するメッセージ広告同様にwoke(覚醒)と呼ばれると伝えています。

その上でこうした広告は「こっち」対「あっち」の議論を想起させるものだと指摘しています。

CNNは、「最良の男性意地悪でなく思いやりがある。下品でなく寛容だ。獲物を狙うのではなく安心感がある。なぜこの姿勢が議論を呼ぶのか?」と問いかけます。

そして、ジレットの広告が反発を呼び起こし、多くの報道が広がって売り上げが伸びることを会社側が十分に計算したものだと冷静に受け止めています。

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