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中共の崩壊に備えよ

わが政府の最大の関心事は、消費税を巡る党内争いだそうだが、こんな幼稚園のお遊戯をしている間にも、周辺情勢は急変している。

今朝の産経「主張」欄は、「迎撃準備命令 日米共同し万全の対処を」と書いたが、数年前ある私立大学で講義した時、シナの留学生が北朝鮮ミサイル発射をとらえて「自衛隊はイージス艦パトリオットを配備したが、次はどうする?」とレポート用紙に書いていたことを思い出す。


[主張]は≪長距離弾道ミサイルの発射実験とみられる北朝鮮の「衛星」打ち上げ予告に対し、田中直紀防衛相はミサイル防衛で迎撃措置をとる方針が27日の関係閣僚会議で確認されたことを受け、自衛隊に準備命令を発した。30日には安全保障会議を経て自衛隊法に基づく破壊措置命令が出される。日本の領土・領海に部品などが落下するなど不測の事態が起きる可能性がある以上、迎撃態勢を敷いて国民の生命・安全を守るのは国家として当然の措置である≫と書いたが、こんな当たり前のことを社説で取り上げなければならないほどこの国は劣化しているのである。


産経は民主党幹事長のことを「言うだけ番長」と書いて取材拒否されたが、「核テロ防止への国際協力」を目指す「核サミット」でも、オバマ大統領始め強がっては見たものの、何ら効果的な手は打てなかった。これも「いうだけ何とか」ではないか?金正恩の高笑いが聞こえるような気がする。

政治家、特に我が国の首相らは「命をかけて」「火だるまとなって」などとよく言うが、口に出す奴ほど「命をかけない」ことは、今日の曽野綾子女史が言うとおりであり、私は彼らを全く信じていない。前原氏のみならず、洋の東西を問わず、政治家さん方はみんな「口だけ何とか」なのだ。これは今年の流行語大賞になるのでは?

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≪産経から≫ 



ところで、お隣の「世界第2の経済大国」がおかしくなってきた。産経は「薄煕来氏失脚 妻、側近ら相次ぎ拘束 重慶で“粛清”始まる」として北京の矢板明夫記者がこう書いた。

中国共産党中央に重慶市党委書記を解任された薄煕来氏は汚職や職務怠慢などの疑いで共産党機関の調査を受け続けており、結論はまだ出ていない。しかし、その妻と側近たちは27日までに次々と汚職などの名目で拘束されている。薄氏の影響力を排除するための“粛清”が始まっているもようだ。

 共産党筋などによると、薄氏の妻で、弁護士事務所を開業している谷開来氏は薄氏と同じ頃に党中央規律検査委員会から実質の拘束となる「双規」(規定の時間、場所で疑いのある問題に関して説明を求めること)を通告された。同筋は「容疑が固まれば、今秋の党大会直前に開かれる第7回中央総会で、薄氏の政治局員の資格が剥奪される可能性がある」と指摘する≫


そして昨年暮れの「英国人の不審死事件」が急に脚光を浴び「中国重慶で英国人が不審死 薄氏解任関係か」と米紙が報道していると書いた。

≪中国重慶市で昨年、英国の男性ビジネスマンが不審死した事件があり、英国が中国側に調査を要求していることが分かった。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)が26日伝えた。

 男性は重慶市の共産党委員会書記を解任された薄煕来氏と親交があったほか、薄氏の妻で弁護士の谷開来氏が男性のビジネス上のトラブルにかかわっていたとの情報がある。

 男性は昨年11月、重慶市内のホテルで死亡。複数の関係者によると、副市長だった王氏は薄氏に対し、男性は毒殺されたのではないかとの見方を示し、その直後に、王氏と薄氏が仲たがいした≫


中国ウォッチャーは、彼がMI6に関連していたから、昨年暮れからこの事件を注目していたのだが、今頃表面化したものである。

ところで前回香港速報をお伝えしたが、徐々に事実関係がわかってきた。

手元に届いた情報では、重慶市内に戦車が配備されたこと、3月21日には上海駅から、多数の戦車が貨車で北京に急送されたことが写真入りで報じられているという。

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≪上海駅を出発する戦車運搬列車=インターネットから≫


更に「大紀元日本」も3月27日付で次のように報じている。

≪香港の政論雑誌 『動向』3月最新号によると、胡錦涛中央軍事委員会主席は2月23日、北京軍区及び北京の警備・守備に当たる北京衛成区部隊に対し、2月27日0時から今秋10月31日深夜0時までの間、警戒レベルを2級に引き上げるよう指示したという。

 同時に、2月24日、北京の公安と警察当局に対しても、北京全域の警備レベルを1級に引き上げるとの命令が出されたという。さらに、国務院と中央軍委は北京市周辺6省市で「環京護城河」(首都防衛)計画の実施を発表した。

 中国軍の警戒レベルは1級を最高レベルとし4段階に分けられ、「情勢が悪化し、中国大陸に軍事的な脅威をなす際」に2級に引き上げると定められている。公安と警察による警備レベルは3段階に分けられ、1級とは「治安情勢が著しく悪化し、局地で騒乱・暴動・テロ事件が発生した際」の高度な警備レベルだという。

 今回の警戒令は両会開始直前から中共第18回全国代表大会(18大)が終わるまで、計248日間に達している。期間の長さや規模の大きさは、例年の全人代期間中と北京五輪時をも超えている。

 このごろ、重慶市元公安局長の亡命未遂事件を発端に、中央指導部内で内紛が勃発したとの噂が飛び交っている。海外の華字ニュースサイトや香港紙東方日報は22日からネット情報として、中国の政治中枢である中南海から銃声が聞こえ、軍と武装警察が衝突し、クーデターが発生したのではないかとの憶測を伝えた。その数日後、武装警察を管轄する中央政法委のトップである周永康氏の失脚が英紙・フィナンシャルタイムズによって伝えられた。いずれも政府が公式発表した情報ではないが、大規模の警戒レベルの引き上げはこういった不安定な情勢と関連しているとの見方もある≫

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≪厳重な京市内の警戒=大紀元時報から≫


黄文雄氏が言う、中華帝国の崩壊が始まったようで、第2の天安門広場事件が起きないとも限らないような雰囲気だが、喜んでばかりはいられない。我が国の準備体制が全く駄目だからである。

今年の6月頃に、前回“失敗”した尖閣上陸行動が再計画されているという。

これは明らかに中共政権崩壊の危機、つまり国内騒乱から人民の目を外に向けるための手法で、すでに一部は開始されているのだが、政府は手をこまねいている。

そういえば、シナの留学生はレポートに「次はどうする?」と書いていた。彼は、日本の北朝鮮のミサイル発射対応を題材に、シナの尖閣侵攻を意識して書いたに違いない!


先日、こんな情勢下で「ご多忙な方々」を、民主党の「暇な方々」が訪ねたようだが、おそらくノー天気な方々だから、全く北京の裏事情や雰囲気を感じなかったに違いない。

世はまさに春、きっと訪中した方々は十二指腸潰瘍にもならない方々だろう…うらやましい限りである。

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