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アルバム1000枚以下でもヒットチャートNo.1の訳

音楽の世界にはとんと疎いのですが、米国の音楽アルバムの売れ行きを示す「ビルボード200」というランキングは聞いたことがあります。

その最新ランキングによると、首位はラッパーA Boogie Wit Da Hoodieさんの「A Boogie Wit Da Hoodie」がトップになっています。

ランキングは毎週変わりますし、当方、英語のラップなぞチンプンカンプンなんですが、これに関するAFPの記事を転載した米Yahooの記事に目が止まりました。

そこにあったのは、このA Boogie Wit da Hoodieというアルバムはレコード(CD)としては販売されておらず、もっぱらオンライン販売なのですが、それがたったの823枚しか売れていないというのです。

それでもトップに躍り出たのは、Spotifyなどの音楽サイトからのストリーミングで聞かれた回数がなんと8千3百万回もあったからです。

ビルボード200の集計方法は2014年末に「ストリーミング1500回およびアルバム収録曲のデジタルセールス10回をアルバムの1枚に換算する」というルールになったそうです。

そこでストリーミング回数8千3百万を1500で割ると5万5333枚になります。これに823枚を足して、多分、いくばくかのシングル曲の購入もあったのでしょう、それを勘案してかAFPの記事では「アルバム5万8千枚相当になった」と書いています。

そしてビルボード関係者の言葉として「ストリームはトップに上昇するパワーになったが、ナンバーワンになったアルバムとしては、実際の売れ行きは最低記録だ」と述べたことを紹介しています。

なお、その前の週も1位はラッパーも21 Savageさんで、彼の「I Am > I Was」もダウンロードで売れたのは3,481 枚で、ストリーミングでは8千4百万回に達していたとあります。

もう音楽はインターネットで聴く時代なんですね。物理的なレコード(CDやDVD)などは若いアーチストは作りもしない。でも、ストリーミングで評判になれば、ナマ演奏のツアーで稼げる、という構図でしょう。A Boogie Wit Da Hoodieさんには2月20日、テキサス州オースチンを皮切りに27日間のツアーが予定されてるとのことです。

それにしても、雑誌が売れなくなり、レコードもネットに取って代わられ、物理的な媒体の影が薄くなるなあ。新聞は最後まで頑張って欲しいけど。

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