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日韓情勢、中朝首脳会談、国際捕鯨委員会(IWC)脱退について

佐藤が海外出張中の為、本日開催された国防部会・安全保障調査会合同会議の様子を秘書から皆様にご報告いたします。本日の議題は掲題の3件で、外務省が状況を報告しました。

日韓情勢について

昨日、文在寅大統領が新年記者会見の質疑応答で、悪化する日韓関係について旧朝鮮半島出身労働者の訴訟を巡る問題を念頭に、「韓日間には不幸な歴史があった。日本政府がもう少し謙虚な姿勢を持つべきだと思う」と述べ、日本政府の対応に不満を表明。韓国の最高裁判決について、「世界の先進国と同様、三権分立があり、韓国政府は司法判断を尊重する必要がある。日本は不満を表明することはできるが、基本的に不満があっても仕方ないという認識を示さなければいけない」と主張しています。

中朝首脳会談について

1月1日に金正恩委員長は、例年と異なり、故金日成主席と故金正日総書記の肖像画を背景にスーツとネクタイ姿で「新年の辞」で読み上げました。約30分の声明の内、20分に渡り経済・民生に関し発言。また、「朝鮮半島情勢の緊張の原因となっている外部勢力との合同軍事演習をこれ以上許容してはならず、外部からの戦略アセットを始めとする軍事装備の搬入も完全に中止されなければならない」さらに、「制裁と圧迫を続けるのであれば、新しい道を模索しなければならなくなるだろう」と述べ米国を牽制する場面もありました。

国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退について

IWCが国際捕鯨取締条約の下、鯨類の保存と捕鯨産業の秩序ある発展(持続可能な利用)という2つの役割を持っていることを踏まえ、日本は、持続可能な商業捕鯨の実施を目指して30年以上にわたり科学的データを基に対話を進め、解決策を模索してきました。しかし、鯨類の保護のみを重視する国々からの歩み寄りは見られず、異なる意見や立場が共存す可能性すらないことが明かとなりました。昨年12月末にIWCからの脱退を通告し、今年7月から我が国の領海と排他的経済水域内で商業捕鯨を再開することになりました。

席上の議員からは、「現在の韓国の振る舞いは遺憾というレベルを超えている。外交上の言葉遣いとしてしっかりと抗議するという言葉を使うべきだ。日本単独での制裁を検討すべき。法律を改正せずとも段階的にできることがある」との意見が出されました。また、他の議員からは、「IWCとの交渉は長年に渡りよくやったと思う。海外の反応はどのようなものがあるのか」との質問も出されました。

外務省からは、「制裁のメニューは政府全体で幅広い内容のものを検討中。」日本のIWC脱退に関しては、「豪州は脱退の決定は遺憾だが、日本がオブザーバーとしてIWCに協力を継続する約束をしたことを認識する。南極海・南半球での捕鯨を止めるとの日本の公表を歓迎するとの反応があった」との答弁がありました。

外交調査会長からは、「現在、日韓請求権協定に基づき韓国に協議を申し入れている段階であり、すぐに制裁を発動という訳にはいかない。党と政府が一体となって外交に取り組んでいこう」とのコメントがあり、散会となりました。


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