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ドル上昇、FRB議長が引き締め継続示唆=NY市場

[ニューヨーク 10日 ロイター] - ニューヨーク外為市場でドルがユーロや円、スイスフランに対し上昇。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がバランスシートを一段と縮小する考えを表明し、金融引き締めの継続を示唆したことを受けた動き。

パウエル議長はまた、米国が短期的にリセッション(景気後退)に陥るリスクは確認していないとし、経済指標の勢いが継続することを想定していると語った。同時に、FRBは金融政策に忍耐強くなれるとし、経済指標によって正当化されれば「柔軟かつ迅速」に対応していくことが可能との考えを再表明した。

ウエスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションのシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は、パウエル議長は「とりわけバランスシートに関するコメントはタカ派的で、FRBが金融引き締めを継続することを裏付けた」と述べた。

終盤の取引で、主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.3%高の95.535。一時3カ月ぶりの安値に沈む場面もあった。

ユーロ/ドル <EUR=>は0.4%安の1.1498ドル、ドル/円<JPY=>は0.3%高の108.42円。

この日はパウエル議長に加え、FRB当局者の発言が相次いだ。

セントルイス地区連銀のブラード総裁は、FRBの政策スタンスは過度にタカ派的である可能性があり、市場が発するシグナルを真剣に受け止める必要があるとの見解を示した。

シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は、FRBは利上げを待つことが可能との考えを再表明した。

ブラード、エバンズ両総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。

また、リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、米経済成長が継続するかどうかを巡る懸念の声が聞かれると語った。

ただ、米中通商協議や米政府機関一部閉鎖、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡る動向が注目される中、全般的には様子見気分が強かった。

ドル/円 NY午後4時 108.47/108.49

始値 108.02

高値 108.51

安値 107.93

ユーロ/ドル NY午後4時 1.1497/1.1499

始値 1.1527

高値 1.1545

安値 1.1485

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