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【ウェッグマンズ】、スタッフを一番に考えろ!スタッフを大切に考えない視察研修とは?

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■経済誌のフォーチュン誌が毎年行っている『最も働き甲斐のあるベスト企業100社(100 Best Companies To Work For)』に常に上位ランクインしている企業がある。ニューヨークを中心に79店舗を展開するスーパーマーケットのウェッグマンズだ。

4.2万人のスタッフを抱えるウェッグマンズは同ランキングでは今年4位。1998年の第1回目のランキングから15回連続してランクインし、8年連続してトップ5位以内にランクインしているのだ。2005年にはトップとなったこともある。同社のミッションには「ウェッグマンズでは、共通の目標をもったスタッフが期待以上のことを成し遂げられると信じています(At Wegmans, we believe that good people, working toward a common goal, can accomplish anything they set out to do.)」と謳っている。

ウェッグマンズではスタッフを大切にし、過去一度たりともリストラを行ったことが無い。同社CEOのダニー・ウェッグマン氏は「素晴らしい売り場をお客様に提供する唯一の方法は、まずは素晴らしい職場をつくることからです」と語る。人事副部長のケビン・ステックルズ氏も「私たちのスタッフがナンバーワンの資産なのです」と話す。

非上場のウェッグマンズでは、儲けが社員投資に再利用され共有されるという徹底さだ。従業員トレーニングに重きを置くため、年間に3店舗以上の出店は行わない。海外視察研修も活発に行っている。例えば、牛肉について学びを深めるため、精肉部門のスタッフをウルグアイやアルゼンチンに派遣したり、チーズの研修でデリ部門の責任者をドイツ、イタリアそしてフランスまで出しているのだ。最近ではウォルマートとぶつかる機会も多く価格戦略も変更せざる得なくなっているが、ウェッグマンズの役員は「ウチの真の強みは、明るくて元気な高い技術をもったスタッフです」と胸を張っている。

12年1月9日 - 【ウェッグマンズ】、有名俳優のCM中止撤回!やんちゃ息子も母親思いだと企業も潤う?

12年1月25日 - 【フォーチュン誌】、最も働き甲斐のあるベスト100社!視察研修では家族も幸せにする?

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。当ブログでは何度も何度も書いていますが、また書きますね。アメリカでは、ベストバイとウォルマートの幹部が肩を並べて学ぶような研修はありえません。CVSとウォルグリーンのスタッフが一緒になって学ぶセミナーはないのです。クローガーの幹部とセーフウェイの幹部、他のスーパーの幹部が海外研修に行き、一緒に記念撮影するなんてことはありえないのです。ライバルと横並びに学んでも、ライバルより卓越した成果は得られないのです。日本人は他の人がやっていることをやる「横並び」が好きなので、海外研修も「ランバルみんなと一緒が一番」なのです。ところで、こんなことがありました。某業界誌の記者から以前、「後藤先生のクライアントの視察研修に参加したい」との連絡がありました。私からは「まずはクライアントに訊ねてください」と返しました。

⇒結果は、「業界誌の記者といえども視察研修の参加は不可」ということでした。研修担当者にお話を伺ったところ「ウチでは戦略的に視察研修を実施しているので、部外者の参加は認められない」とのことでした。私のほうからちょっと意地悪な質問として「では、グループ企業の社長から、社員を参加させたいとの打診があった場合は?」としたら、それでも「丁重にお断りします」と話していました(笑)。「戦略的」に視察研修をおこなっているので、当然ですね。それでも、一部の企業では日本人コンサルタントが募集する視察に社員をだしていたりします。なぜなのでしょうか?それは、戦略的に視察を行っていないからですね。視察研修が会社の将来を左右するような戦略ではないからです。研修が形骸化して福利厚生以下になっているからです。「他社さんの社員と一緒の研修でも、まっ、エエか」ぐらいにしか思われていないのです。

⇒もしかしたら、そういった社長さんは自社のスタッフや社員を大切な戦略上の資源とはみなしていないのかもしれませんね。戦略とは他社との差別化です。差別化にならないような研修&セミナー内容だと思われているのかもしれません。コンサルタントとの「おつきあい」があるからと、他社の社員と一緒でも、社員を研修にだしているのでしょう。当社のクライアントは、競争相手でもないジャーナリストでさえも、研修参加は不可としているのです。同じグループの企業から頼まれても、「参加は断る」とさえしているのです。ところで、研修事例を当ブログに掲載できるようなオープンスタイルと、できないクローズドスタイルがあります。トップや幹部数人での参加が多いクローズドスタイルでは、戦略的な内容となるため、クライアントの社名等は秘密です。競合店にも気づかれないようにと画像の掲載も許可されていません。やっぱり戦略的におこなっているのです。
 ウェッグマンズも社員教育に莫大な費用をかけています。無論、海外研修は単独で行います。もしかしたら、日本の社長さんは、ウェッグマンズは研修費用を抑えるため、ホールフーズのスタッフも参加する研修に参加させていると思っているのでしょうね。

11年8月29日 - 【コンサルティング事例】、クローズドスタイルを紹介!なぜ画像にモザイク処理をする?

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