- 2019年01月09日 10:31
銀座&有楽町のアンテナショップ巡り 北海道から沖縄まで「故郷の味」を探し
1/2皆さま、年末年始は実家に帰省し、有意義な休みを過ごされましたでしょうか。いやいや、「仕事で実家になんて帰れなかったよ…」という方もいらっしゃることでしょう。
そんな少し心が荒んでいるあなたにオススメしたいスポットがあります。それは「アンテナショップ」。

東京都にはアンテナショップが数多く存在しており、一般財団法人・地域活性化センター(https://www.jcrd.jp/)の調査によると、2018年の都内アンテナショップは過去最高を記録したそうなのです。そんな東京都の中でも、千代田区有楽町には多くのアンテナショップが密集しています。
つまり、この年末年始に帰省出来なかった方は、アンテナショップで地元の食材を集めれば故郷に帰った気分だけでも味わうことができるのです!
早速、選りすぐりのアンテナショップ9軒(10県)から「お正月にその県で食べる物」「おせちのように、火を使わなくて良い商品」の条件を設けて商品を選んでまいりました。
【北海道 どさんこプラザ】
連日、ソフトクリームを求める行列が絶えず、新鮮な海産物から北海道産のじゃがいもを使ったホクホクのコロッケまで買えちゃうこちらのアンテナショップ。イクラやカニ、生モノを食べたいところですが…。

アンテナショップの店員さんに「火を通したくありません」「お酒のアテにしたいです」「地元でお正月に食べるものは」とお聞きしたところ、こちらの4商品が挙がりました。
まず、一口サイズの小さな真イカの中にたっぷりと濃厚なクリームチーズが入った「チーズいか」。ビールに日本酒、ワイン、どんなお酒にも合う万能おつまみです。スライスして食べると、イカとチーズの絶妙なバランスが際立っておススメとのこと。スライスしたものを焦げ目が出来るまで焼いても美味でした。
「にしんの甘露煮」は老若男女、どの世代も美味しく食べられる逸品で、北海道では年越しそばの上に乗せ「にしんそば」として食べる事もあるのだとか。

実際にそばの上に乗せて食べてみると、にしんの脂と甘さが出汁に溶け出して独特の深いコクとなり、上品な味わいへと変化しました。作ったものにはネギがないですが…北海道のにしんそばにはネギが不可欠だそうです。
また、にしんそば同様お正月に食べるものとして「さんま丼」が挙げられました。お正月だけでなく、一年中売れる人気の商品だそうです。新鮮なさんまを炭火でふっくらと仕上げてあるので、あったかご飯の上に乗せるだけで絶品丼になりました。タレと山椒は別になっていて、味の調節が自分で出来るのも嬉しいポイント。
北海道からの最終エントリーは、「つまみ鱈」。見た目はさきイカですが、比較にならない程しょっぱいこの商品。このままお酒のおつまみにして食べても美味なのですが、「お茶漬け」にして食べると塩辛さが軽減されつつ鱈の旨味が出汁に加わって、シメにうってつけの一品に。
【秋田県 秋田ふるさと館】

秋田美人は一体何を食べているのか気になりますよね。綺麗な店員さんにお正月に何を食べるのか聞いてみると、秋田でも地区ごとにお正月食べるものは異なる、とした上でこの2品を教えてくれました。
「かすべ煮」と書かれた真っ黒な煮物。「かすべ=エイの干物」という意味だそうで、かすべを水で戻してから甘辛く煮詰めるため、完成までに何日もかかるのだとか。味は、淡白で癖がなく、臭みもないので見た目と裏腹にとても食べやすく、おせちの一品に加えたい美味しさでした。
見た目は卵焼きのような「豆腐のかすてら」は名前の通り、豆腐を使ったカステラで、素朴な味がどこか懐かしい。とても甘く、ギュッと詰まった食感がクセになります。ヘルシーなので女性にオススメ。
【石川県 いしかわ百万石物語 江戸本店】
金箔アイスが食べられる石川県のアンテナショップ。最近人気の加賀棒ほうじ茶もお店で楽しむことができ、若い女性やカップルの来店が多かったです。

店員さんに「おつまみありますか」と尋ねたところ、「ふぐの子がおススメです!!!」と即答いただきました。その名も「奇跡の珍味 ふぐの子醸し漬」。石川県白山市美川町のみで製造が許可されているというこの商品。フグの卵巣には、肝などと同様に毒素が多く含まれているため、食用にする事は禁止されているのですが、卵巣を二年以上塩漬け及び糠漬けにして、毒を消しているそう。手間暇がかかっているからこそ、発酵食品独特の濃厚な味わいが口の中に広がり、少量でいつまでもお酒を飲み続けることのできる最高のアテ。石川県の日本酒にもよく合います。
ちょっとクセの強いのは苦手だな…という方には、加賀れんこんを使った「金沢のピクルス」がおすすめです。見た目もおしゃれで、酸味がキツすぎずやさしい味わい。肉厚で粘りが強いのが特徴的な加賀れんこんの良さを残し、どんな料理との相性も抜群です。
【富山県 いきいき物産】

めでたい時には、ます寿司は外せません!としつつも、火を通さないおつまみを教えてくださった店員さん。「漁師のおやつ 白えび燻製」は富山湾の白えびの燻製干物。おせんべいのようにパリパリと食べられる軽い食感なので、お酒のアテとしてだけでなく、子どものおやつにもピッタリです。次に、「棒S(ボウズ) クリーミー揚げチーズ」はまず見た目がお洒落で、一本ずつの小包装で食べやすい。蒲鉾もチーズも揚げてあるのでコクがあってまろやかでした。
最後に「ますくん」はその名の通り鱒の燻製で、歯ごたえがしっかりしており、少し炙ってから食べると風味がアップして、より美味しくいただけます。
【和歌山県 わかやま紀州館】
お酒のアテばかりではなく、甘い飲み物や食べ物も魅力的です。その中でも、和歌山の「みかん」と「梅」をご紹介。

「とまと梅」は紀州の”南高梅”を、印南(いなみ)町で栽培されている糖度8%のミニトマト”優糖星”の果汁に漬け込んだ逸品。果肉が柔らかく、酸味も強くなく優しい味わい。後味にトマトがふわっと香り、おやつ感覚で味わえるフルーツ梅干しです。「マツコの知らない世界」で紹介され、マツコさんが絶賛したことで更に人気になったそう。
2種類の無添加みかんジュース「きわみ」と「味一しぼり」は、共に濃厚で一口飲むだけで口の中にみかんの味わいが広がり、なんとも懐かしい味わい。「味一しぼり」は糖度12度以上のみかんだけを使用しており、大地が感じられる後味も魅力的です。

そして和歌山のアンテナショップで多く目についたのが「じゃばら」という果物の商品。
レモンやゆずのように酸味が強く、みかんのような後味が不思議なこの果物、和歌山県の北山村にしか自生していないというのです。そんなじゃばらは、様々な商品になっていますが、気軽にその美味しさを楽しめる「じゃばら果汁」をご紹介。ストレートのチュウハイにじゃばら果汁を入れると、ライムやレモンでは出せない絶妙な酸味に仕上がります。



