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日本の義務教育で三角関数を教える必要ない2つの理由

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 2.おそらく日本人の80%くらいは、そもそも理解できない

 私は、数学が得意で、高校時代友達に数学を教えてました。
 いちおう都立の上位校だったのですが、三角関数がちゃんと理解できる率って40%くらいでした。微分積分に至っては20%以下。

   もちろん、パズルみたくやり方覚えて問題を解くのは、みんなできるんですよ。でも、概念が理解できる人はごく少数。偏差値60の勉強ができる学校でこれなのですから、おそらく人類の大半は(少なくとも今の学校教育のカリキュラムでは)三角関数を理解できないんだと思います。

   理解できないモノを短期間で教えて、やっぱり理解できないで、落ちこぼれる。もしくは、小手先の暗記で切り抜ける。これって、教育の意味なくないですか?

 

 じゃ、どんな教育をすべきか

 まず、世の中には「三角関数が理解できる人/理解できない人」「漢文に興味を持つ人/持たない人」がいることを理解した上で、カリキュラムを考える必要があります。

 そして、教えるべきことを「必ず全員に理解させるもの」=必修科目と「理解力・興味がある人だけに理解させるべきもの」=選択科目にわけます。

 これを踏まえて、まず、必修の内容を決め、これを教えます。

 必修科目の課題を終えた人から、どんどん選択科目に移っていけばOKです。

 必修にすべき科目は

 「四則演算」「面積」「確率、統計(競馬や宝くじの当選確率や正しいデータの読み方)」

 「英語(読みも会話も)」「現代文(役所の書類の読み方と提出書類の書き方)」などでしょうか。

 で、まず基礎的な講義をして、課題をやらせる。

 課題をクリアした人は、選択科目を選ばせて、そっちを学ばせる。選択科目は、先生が講義しなくても、自分でビデオを見ながら学習すればいいでしょう。

 三角関数に興味を持つような人は、面積を学んだ段階で数学に興味をもって、選択科目で三角関数とか学び始めるはずなので。

 今の小中学校では「最低限これだけは学ばせる」項目が多すぎて、多くの生徒がドロップアウトしてしまってます。ここを選択と集中することが大切だと思うのです。
 逆に、理解力がある生徒に長時間かけて基礎を教えるのも時間の無駄なので、そういう人には、中学校から微分積分とか教えちゃってもいいと思います。(そういえば、小学校で方程式を使っちゃいけないルールとかってまだあるんだろうか‥)

 なんで私がこんなこと書いてるのかというと、この選択と集中を日々検討し続けてるからです。

 私は、2週間で、カンボジアでカレー屋の経営体験をするプログラムを運営してます。

 期間が短いため、講義をしている時間が長くなると実習にとれる時間が短くなります。

 だから、2週間で、カンボジア人に売れるモノを探して売るのに最低限必要なマーケティング知識や、質問の仕方などを、コンパクトにまとめて講義をしています。

 そして、それ以外の内容は、チームの進捗度合いによって、個別に話をするようにしています。
 このバランス調整は非常に難しく、1年くらい試行錯誤して、ようやくこれでいけると確信が持てたのが去年です。

 と、いうわけで、与えられた時間と、生徒が理解できる項目は有限であるという前提の元に、教育改革がなされると良いなと思うわけです。

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