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安楽死 個人の希望 いや権利 医療の正しい把握が基本

少し筆が遅いです。

昨年尊敬する幡野さんが安楽死について西先生と対談しています。
患者さんの命は誰のもの?|がん患者と緩和ケア医の安楽死をめぐる本音(1)
「患者の希望」と「自分の感情」を分けられない医療者|がん患者と緩和ケア医の安楽死をめぐる本音(2)
アドバンス・ケア・プランニング(人生会議)は有意義か?がん患者と緩和ケア医の安楽死をめぐる本音(3)

いや本当幡野さんの言葉に衝撃を受けるばかり。医師に本音が言えない患者。患者に本音が言えない医師。責任転嫁する患者。なんか安楽死に向けての幡野さんの言葉がすごすぎます。
>(痛みと不安で鬱になった時)否定しないで背中をうまく押してくれたのは、その看護師さんだけだった。
緩和ケア認定看護師おそるべしです。この人に関わった他の医療者は反省しましょう。

そして下記ツイートの緩和ケア医師に対するコメントも秀逸です。医療者のゴールと患者のゴールが違うということ。本当当たり前のことなんですが、医師であるから故思い浮かばなかったことを言って貰っています。

引用文章な中の言葉です。
>もし医師と患者の両方が下手だと、意思決定の場面ではゴールに行きつかないですね。
>価値観って本当に人それぞれですよね。
>多様な価値観に対応するために、選択肢の1つに安楽死があっていいんだと思う。
幡野さんの患者としての言葉はまさに権利だと感じます。

その上で医師として彼の病気が多発性骨髄腫だからこそ彼を説得することをおそらく私は選ぶと思います。それはどんなに彼が勉強していても、彼の骨髄腫という病気は血液内科の医師の方が絶対に詳しいからです。そう絶対的に正しい医療の把握がその決定の前提にあるべきです。

安楽死。今後このようなパンドラの箱を開けることは必要なのか様々な議論が必要です。それこそ週刊文春ででたあの記事(落合陽一×古市憲寿「平成の次」を語る #2 「テクノロジーは医療問題を解決できるか」 「この問題は結構ヤバいな」)もこの問題に関連すると個人的に思っています。この問題についてはまた書きたいと思いますが、
>(2つの施設の)医療者と、患者・家族が一緒に議論をできるとより良い。
結局医療というもの、患者の価値観、家族の希望を、今できる医療の限界を踏まえて医療者と時間の許す限り話し合うことが唯一の対処法と考えています。

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