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  • S-MAX
  • 2019年01月05日 09:18

スマホやタブレット、SIMフリーなど……携帯電話市場の2019年はどうなる?NTTドコモやKDDI(au)、UQ、ソフトバンク・ワイモバイルなどの年頭所感をチェック

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2019年はどうなる!?大手携帯電話会社などの年頭所感を紹介

昨年「2018年」は「年末企画」にて各ライターが書いていたようにスマートフォン(スマホ)などの製品価格の高騰と、大手携帯電話会社(以下、キャリア)による通信費と製品代金を分ける分離プランの導入によってよりコストパフォーマンスの高いミッドレンジからエントリークラスの製品や最新ではない機種が販売台数を伸ばしました。

中でもこれまで日本で圧倒的な人気となっている「 iPhone」シリーズがシェアこそ、一昨年に発売した「iPhone 8」が売れているために落ち込んではいませんが、新製品の「iPhone XS」や「iPhone XS Max」、「iPhone XR」の販売台数は従来までの発売時の売れ行きと比べるとかなり落ちている印象があり、Appleでは販売台数を好評しないという方針に変わりました。

またアメリカと中国の関係から春先の「ZTE問題」、さらには年末のHuawei Technologies(以下、ファーウェイ)の排除などもあり、現時点では日本ではファーウェイの一般向け製品が売れなくなったという話は聞きませんが、2019年にはなんらかの影響が出る可能性も否定できない状況となっています。

そういった中で一昨年あたりから続く格安SIMなどを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)が全体的に伸びが減速し、昨年4月には「LINEモバイル」がソフトバンク傘下となるなど、さらに格安SIM市場は淘汰が進みんでおり、合わせてNTTドコモがよりシンプルな料金プランを2019年に導入して2~4割値下げすることを明らかにしており、MVNOはさらに厳しい状況となりそうです。

一方で、2019年は次世代の「5G(第5世代移動体通信システム)」の導入がはじまり、日本でも「2020年東京オリンピック」に向けてプレサービスが開始されるなど、料金だけでなくサービスでもこれまでにないものが期待される年になりそうです。その幕開けにもなるイベント「CES 2019」が例年通りではありますが、1月8日(火)よりアメリカ・ラスベガスで開催されます。

そんな「2019年」に各携帯電話事会社がどのような心づもりでサービスを提供していくのか、まずは各社の新年の挨拶、年頭所感をチェックしてみたいと思い、今回は、NTTドコモおよびKDDI(au)、ソフトバンクグループ(SoftBank・Y!mobile)、UQコミュニケーションズ(以下、UQ)の年頭所感などを以下にまとめて紹介します。

なお、各社の年頭所感は一部整形し直したりしていますが、基本的に原文そのままを掲載しています。これらから各社がどのように事業を進めていくのか……それぞれ妄想しながら2019年のスマホやタブレットに思いを馳せてみてください。

【NTTドコモ】

年頭にあたって

株式会社NTTドコモ

代表取締役社長

吉澤 和弘

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年2018年は、「革新し実行する年」として、中期戦略2020「beyond宣言」の着実な実行と事業基盤の変革に取り組みました。

5月にはdポイントクラブの「会員基盤」を軸とした事業運営をスタートし、dポイントの魅力をさらに高める「d払い」や「ポイント投資」などの新たなサービスも開始しました。

また、地震や水害など多くの自然災害に見舞われた年でもありました。ライフラインである通信の確保という「ドコモの使命」を果たすために全国で連携して対応した結果、皆さまから感謝のお言葉をいただくことができました。

社員が一丸となってbeyond宣言の実行に積極的に取り組んだ結果、2018年度の業績についても、年間業績予想に対して順調に進捗しています。

現在、社会のあらゆる場面で「デジタルトランスフォーメーション」を契機としたキャッシュレスや次世代モビリティといったサービスの進化や、それに伴う競争環境の変化が進行しています。モバイル業界では新たなプレイヤーの参入も予定されており、また社会やお客さまからの注目や期待も高まっています。

そのような中、いよいよ2019年がはじまります。

私は、2019年を「2020年代の更なる成長に向けた変革の年」だと考えています。昨年10月に発表した中期経営戦略で、ドコモは「会員を軸とした事業運営」「5Gの導入とビジネス創出」に舵を切る、と宣言しました。激しく変動する環境の中で、2020年代の持続的成長に向け、3つの目標をかかげました。「お客さま還元の実施とお客さま接点の進化」、「顧客基盤をベースとした収益機会創出」、「5Gによる成長」を目標にして、自ら変革していく年にしたい、と考えています。

まず1つ目、お客さまに対しては、おトクでシンプルな料金プランによる還元を実行します。3Gフィーチャーフォンからスマートフォンへのマイグレーションも積極的に進めていきます。

次に2つ目として、お客さまとの長いお付き合いの中で蓄積するデータを活用し、一人ひとりに寄り添ったデジタルマーケティングをさらに進めていきます。こうした取り組みにより、「会員」を軸とした顧客基盤を強化します。加盟店や法人企業などのパートナーもさらに拡大します。そして、強化した顧客基盤とパートナーをドコモの持つアセットで結び付け、スマートライフサービス、法人サービスなど「非通信事業」の収益機会を創出します。

そして3つ目、5Gについては、9月のラグビーワールドカップを皮切りに、いよいよプレサービスを開始します。まずは「高速・大容量」という5Gの特長を活かし、スポーツ観戦やeスポーツイベントなどで新たな体感を一足早くお客さまへ提供していきます。また、2000を超えるパートナーとの協創を通じて、産業、医療、防災といった社会課題の解決や地方創生に貢献できるサービスを創出していきます。こういった取り組みを積極的に社会に発信し、来年の5G商用サービス開始に向けた機運を高めていきたいと考えています。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会まで、570日を切りました。本大会を5G商用開始後の最大のショーケースととらえ、国内外のお客さまに、ドコモが持つ技術力、品質の良さ、素晴らしさを体感していただけるよう、準備を加速していきます。

2019年が、皆さんにとって、素晴らしい1年となりますよう祈念して年頭の挨拶といたします。

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