記事

アップルの業績下方修正、米国株強気筋に悪い前兆


[サンフランシスコ 2日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>が2日、年末商戦期を含む10─12月期の売上高見通しを下方修正したことは、年明け早々の株価回復を期待する強気筋にとって悪い前兆となった。

アップルの株価は引け後の取引で7.7%急落し、S&P総合500指数先物<EScv1>も1.5%安となった。

シノバス・トラストのシニアポートフォリオマネジャー、ダニエル・モーガン氏は「投資家は1月効果を期待しているが、アップルがやや冷や水を浴びせる格好となった」とし、「現時点の四半期予想は高過ぎるのではないかという懸念が浮上する」と述べた。

この日の引け後の下落を受けてアップルの株価時価総額は7000億ドルを割り込んだ。アマゾン<AMZN.O>やマイクロソフト<MSFT.O>の時価総額を下回っているが、それでも依然として最も広く保有されている銘柄の1つであり、同社の業績下方修正は市場全体のセンチメントに影響する。

S&P500は12月、同月として大恐慌以来のさえないパフォーマンスとなったが、多くの投資家は今週、昨年9月に始まった調整が底を打った可能性があるとの期待を胸に市場に戻った。S&P500は2日の時点で、12月24日に付けた直近安値から7%近く上昇している。

足元のS&P500の株価予想収益率が14倍と、1年前の18倍から低下する中、米国株の強気筋は最近の下落を受けて株価が割安になっていると指摘する。しかし、アップルに続いて業績見通しを下方修正する企業が多く出てくれば、S&P500の現行水準はそれほど割安とは言えなくなるだろう。

リフィニティブI/B/E/Sの最新データによると、アナリストが予想するS&P500構成銘柄の今年の増益率は平均約7%と、18年の増益率の予想(24%)を大きく下回っている。10月初め時点で19年の増益率は10%と予想されていた。

18年第3・四半期には29%だったテクノロジーセクターの増益率は、第4・四半期に12%、19年第1・四半期にはわずか2%に低下するとみられている。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

トピックス

ランキング

  1. 1

    社長辞任 勝者なき大塚家具騒動

    企業法務戦士(id:FJneo1994)

  2. 2

    橋下氏「否決なら住民投票無効」

    橋下徹

  3. 3

    安倍待望論も? 菅首相は裏方向き

    早川忠孝

  4. 4

    仏再封鎖 医師「PCR数凄いのに」

    中村ゆきつぐ

  5. 5

    堀江氏 餃子店1千万円支援に苦言

    女性自身

  6. 6

    年末年始「17連休案」空振りの訳

    BLOGOS しらべる部

  7. 7

    誤報訂正せず 毎日新聞社に疑問

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  8. 8

    ソニー好決算 PS4や「鬼滅」も

    片山 修

  9. 9

    JTBがGoToトラベルの情報を独占

    文春オンライン

  10. 10

    鈴木大地氏止めた森元首相は正解

    早川忠孝

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。