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中国製造業PMI、12月は2年半ぶりの50割れ 予想下回る


[北京 31日 ロイター] - 中国国家統計局が31日に発表した12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.4と、業況改善・悪化の分かれ目となる50を約2年半ぶりに下回った。2019年に向けて内需が一段と減速し、景気への下押し圧力が強まっていること示す結果となった。

12月の製造業PMIは市場予想の49.9を下回り、2016年2月以来の低水準となった。同指数が節目の50を割り込むのは16年7月以来。11月は50.0だった。

製造業部門の業況悪化は景気の失速が続いていることを示唆し、国内外の経済に対するリスクを高める。米中の貿易摩擦が継続すれば、リスクはいっそう高まる。

12月は産出価格指数が前月の46.4から43.3に低下し、企業利益への圧迫が続いていることを示唆した。生産指数も51.9から50.8に低下し、2月以来の低水準となった。

内需、外需ともに軟調が続く中、今後の動向を示唆する新規受注指数は49.7と、少なくとも1年ぶりに50を下回った。

新規輸出受注指数は46.6。前月の47.0からさらに低下し、7カ月連続で50を下回った。

自動車部門は特に大きな打撃を受けており、LMCオートモーティブ(上海)のシニアアナリスト、アラン・カン氏は「昨年12月の中国自動車メーカー全体の設備稼働率は約56%だったが、現在は50%前後と推定している。全般的に生産を減らしている」と話した。

華宝信託のエコノミスト、Nie Wen氏は統計発表に先立ち、「中国製造業部門は海外から短期的な注文を多く受けているものの、貿易を巡る不透明感を背景に警戒感が続く中、長期的な注文は少ない」と指摘し、「中長期的な輸出の見通しは楽観的ではない」と述べていた。

一方、同時に発表された12月の非製造業PMIは53.8と、11月の53.4から上昇し50を上回った。

賃金上昇で消費者の購買力が高まる中、サービス部門は中国経済の半分以上を占める。ただ最近は景気減速の兆しを背景に、消費者の需要や信頼感は弱まっている。

*写真を付け、内容を追加します。

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