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仕事納めなのに、文部科学省ではロケット視察で公私混同事案を公表 改革の道程は・・・

・写真は、公私混同視察の舞台となった平成27年8月19日のH-ⅡBロケット5号機による宇宙ステーション補給機 「こうのとり」5号機の打上げの様子(出所:JAXA)

 「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(全国比例区)です。来年7月の参院選に向けて、自民党から公認を頂きました。引き続き国家国民のため、全力を尽くす所存です。

 12月28日(金)は、仕事納めだった方々も多いのではないかと思います。私は、山梨での活動となりました。来年1月10日(木)告示の山梨県知事選挙に向けて、長崎幸太郎支援の輪を広げる運動を展開しました。回っていて反応は上々なのですが、相手は現職の知事です。油断大敵、追い付け追い越せと、最後の最後まで頑張りたいと思います。

●文科省の汚職事件に関連してロケット見学で公私混同

同日、文部科学省でも仕事納めだったのですが、今年7月の幹部2名が逮捕された贈収賄汚職事件に関連して、またぞろ公私混同、不公正な事案が公表されました。

弁護士が入った同省の調査・検証チームの調査によると、平成27年8月のJAXA種子島宇宙センターでのロケット打上の視察において、逮捕された文科省元局長の佐野被告の意向によって、同子息と、同じく逮捕された谷口被告と同妻の3名が含まれていたというのです。

対応した同省宇宙開発利用課では、ロケットの打上の視察者の適格性の明文基準はなく、以前からのJAXA との共通認識として、当然のこととして業務関係者を対象とし、その親族については除外していました。ところが、同課は佐野被告からの依頼を受け入れ、JAXAに対して要請を行い、実際に3名が視察者に加えられていました。

同調査・検証チームは「公私混同や行政の公正さが疑われる事態を招いた点で、問題」とし、「佐野被告人からの依頼について、問題があるのではないかと組織内で幹部職員に対して勇気をもって進言する職員がいたにもかかわらず、その声が取り上げられず、文部科学省から要請・相談したことにより、結果としてこれまでの取扱いに照らせば JAXAのロケットの打上の視察者として受け入れられない者を含ましめることになったことは、極めて遺憾」とされ、「疑問があったとしても、先輩職員や上司の意向を甘受せざるを得ないような組織文化の改革に真剣に取り組む」べき、「文部科学省の幹部職員一人ひとりにおいて、その責任の重さとわが身の行動を改めて振り返り」「未然に不公正な取り扱いを防止し、公務員の原点に立った公平・公正な判断ができるよう」「内部統制の強化に向けた早急な取り組みを求め」ています。

・全文はこちら
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2018/12/28/1410348_003_1.pdf

●有志若手職員による未来検討タスクフォーラム報告

 それに先立って、12月25日(火)には、自発的意思により参画した若手中心の173名が、文部科学省の目指すべき姿や課題を議論し、省改革に向けた提案を取りまとめ、柴山大臣に提出しました。

 ・詳細は http://www.mext.go.jp/a_menu/mirai_tf/1412086.htm

報告の要旨は、以下です。

職員の内省と自己研鑽、組織としての改革を実現するための方策を提案。

(主な提案)

・文部科学省職員の在り方、ビジョン・ミッションステートメント(基本方針)の策定

・コンプライアンス・省改革を担う恒常的な専属組織の設置

・職階に応じて求められる能力(コンピテンシー)の明確化、360度評価(多面観察)の実施

・公募型プロジェクトチームの創設、政策コンペティションの実施

・事務次官を責任者とした業務改善体制の確立、省幹部による取組目標の宣言

本報告は柴山大臣が主宰し、有識者も入った「文部科学省創生実行本部」における議論に反映させ、省として改革の実現に向けて可能なものから取り組んでいくとのことです。

●文科省の体質と改革の道程

 昨年の天下り・再就職・国家公務員違反問題、今年の贈収賄汚職事件、それに関連して医学部入試問題、そして今回の事案と不祥事続きです。その結果、2代続けて事務次官が辞職に追い込まれました。また、政策遂行上においても、PDCAサイクルを回す等、基本的な問題があると思っています。

 文科省の職員の意識や組織風土について、問題は相当根深いと感じています。

・国語を所管する官庁でありながらカタカナ用語が多く一方的で国民の理解増進をどう考えているのか。

・国家公務員としての矜持や意欲、能力が感じられないのはどうしてか。

・省としての歴史があるはずなのに歴史を振り返らないのはなぜか。

・良いところを伸ばし悪いところの原因を分析するという科学的思考があるのか。

・漸進的改善ではなく革命ではないか等々・・・

 改革の道程は遠いわけですが、文科行政は国家の継続発展にとって中枢であり、立て直しは不可欠です。微力ですが、引続き政治側、党から何ができるか考えながら、国家国民のために、文科省改革に力を尽くしたいと思っています。

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