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前場の日経平均は722円高、2万円台回復 東証1部の99%超が上昇


[東京 27日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比722円62銭高の2万0049円68銭となり、大幅続伸した。クリスマス明けの米国市場でダウは初めて1000ドルを超す上昇。米国株の急伸を好感した買い注文が集まり、日経平均は2万円の大台を回復した。上げ幅は一時773円に拡大。東証1部銘柄の99%超が値上がりする全面高商状となった。

騰落率は日経平均が前日比3.74%高。TOPIXが同4.43%高となった。東証1部の前場の売買代金は1兆1764億円。東証33業種全てが上昇し、石油・石炭や精密機器、卸売が値上がり率上位に入った。主力株には買い注文が膨らみ、寄り後にしばらく値段が付かない時間が続いた銘柄もあった。

マスターカードの調査によると、今年の米年末商戦の売り上げは6年ぶりの大幅な伸びとなった。景気の先行きに対する懸念が和らぐ中、米経済諮問委員会(CEA)委員長が、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が解任されることはないと述べたことも米国株の買い材料となった。

投資家の不安心理を示すとされる日経平均ボラティリティー指数<.JNIV>は30ポイントを下回り、一時26ポイント台まで急低下した。市場では「直近では景気に対する悲観的な見方が広がったが、原油安が進行した一方、非鉄金属はそれほど下がっていなかった。やはり相場の混乱は米国株のバリュエーション調整だったのだろう」(外資系投信)との声が聞かれた。

もっともドル/円は111円台で頭打ち。日本株も高寄り後は伸び悩み、前引けにかけて日経平均は2万円近辺でもみあいを続けた。日経平均は1000円を超す急落となった直前の今月21日終値の水準にはまだ戻しきれていない。半面、TOPIXは急落前の水準を回復。この日の高値で午前の取引を終えた。

岩井コスモ証券・投資情報センター長の林卓郎氏は「日本株はバリュエーション面での節目まで下落していた。極端な下げの修正とはいえ、クリスマスが明け需給は正常化に向かっている。相場の最悪期を脱した可能性が高い」と話す。

今年の日経平均の最大の上昇幅(終値ベース)は、1月4日の大発会での741円39銭高。足元の株価水準で大引けを迎えた場合、今年2番目の上昇幅となる。

東証1部の騰落数は、値上がり2114銘柄に対し、値下がりが11銘柄、変わらずが4銘柄だった。

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