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トランプ米大統領、イラクを電撃訪問 就任後初


[アサド空軍基地(イラク) 26日 ロイター] - トランプ米大統領は26日、イラク首都バグダットの西に位置するアサド空軍基地を電撃訪問した。紛争地帯を訪問したのは2017年1月の就任後初めて。メラニア夫人も同行した。

イラクでは有志国連合による過激派組織「イスラム国(IS)」掃討で昨年、ISの軍事拠点を相次いで奪還して以来、大規模な衝突は起きていないが、駐留する約5200人の米軍兵士はイラク軍の訓練や助言などの業務を担ってきた。

トランプ氏はアサド空軍基地に3時間強滞在し、米兵を激励した。また、シリアに駐留する2000人の米兵を完全撤収するという自身の決定の正当性を主張した。

「われわれは平和を求めており、強さこそが平和を得るための最善の方法だ」と強調。一部の米兵は「家族の元に帰ることが可能になった」と述べた。さらに、「シリア駐留米軍は無期限ではなく、常駐させる計画は一度もなかった」と続けた。

また、シリアとは異なり、イラクから撤退する方針はないと言明した。

トランプ大統領はシリアからの完全撤収に加え、アフガニスタンに駐留する1万4000人強の米兵を半減させることも決めている。さらに自身の外交政策を批判したマティス国防長官の退任を前倒しするなど、このところ混乱が続いていたため、イラク電撃訪問は前向きなムードを醸し出す狙いがあったとみられる。共和、民主両党の多数の議員はトランプ氏が前週、シリア撤退を急きょ発表したことに冷ややかな反応を示してきた。

また、大統領就任以降、紛争地帯の駐留米兵への訪問がないことに対して米軍の一部から批判の声が上がっていた。

オバマ前大統領、ブッシュ(子)元大統領も大統領在任中にイラクを電撃訪問したことがある。

トランプ氏はイラクからの帰路、ドイツのラムシュタイン空軍基地も訪問する予定。

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