記事

美容業界に革新”ファストサロン”とは

1/2
トップイメージ図 photo by Jo_Johnston

【まとめ】

・美容室は増加傾向だが、店舗過剰、客数減少で厳しい現状。

・トレンドヘアーをリーズナブルな価格で提供する“ファストサロン”が人気。

・IT時代のサービス業の革新が景気停滞のブレークスルーになるかも。

【注:この記事には複数の写真が含まれています。サイトによっては全て表示されないことがあります。その場合はJapan In-depthのサイトhttps://japan-indepth.jp/?p=43242 でお読みください。】

 美容室で「髪を切る」というサービスは、ほとんどの人が年に数回は提供を受ける、現代生活になくてはならないサービスである。人口減少に伴い、美容室の利用者自体減っているはずなのだが、いたるところに美容室が新設されている気がするのは筆者だけだろうか。

実際のデータを調べてみると、平成27年の美容所の数は23万7,525施設で、前年度比1.5%の増加、従業美容師数は、49万6,697人で前年より9,061人増加している。また、平成27年度中に新たに美容師免許を取得した者は1万9,005人であり、増加傾向だ。(参考:衛生行政報告例。免許登録者数は、(公財)理容師美容師試験研修センター調べ) 美容室の増加を肌で感じていたのは、あながち見当違いではなかった。

ちなみに、2016年度の全国のコンビニ数5万7,818店と比較しても、美容室の多さがお分かりいただけるだろう。(2017年日本フランチャイズチェーン協会発表)美容室のメッカ、表参道を散策すると、石を投げれば美容師に当たると言っていいほど美容室が至る所にある。

しかし、美容業界を取り巻く環境は厳しい状況が続いている。近年の「店舗過剰」、「低価格化」、「客数の減少」は利益の減少の要因となっている。特に「客数の減少」については経営者の多くが経営上の問題として第1にあげている。ほとんどの店舗で新規顧客用の割引クーポンを提供しており、低価格化が進んでいる。

美容業は美容技術」、「接客サービス」、「店舗イメージのどれが欠けてもリピーター顧客の獲得が難しい。新規来店者のほとんどが、ホットペッパーなどの口コミサイトや、近しい人からの紹介であり、日頃の店内活動が顧客獲得の重要なポイントだと考えられる。客は飲食など他のサービス業に比べても高い料金を払って、最低でも1時間、カラーやパーマの場合は3時間程度店内で過ごす。顧客獲得のためには店内が常に清潔で、心地よいサービスを受けられる、明るく居心地の良い場所でなくてはならない。低価格の客単価でこのサービス品質を保つことは並大抵の経営努力では実現できない。

あわせて読みたい

「美容」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    日米共同声明に「台湾」が明記。日本は安全保障・環境問題で「メインプレイヤー」になる時だ

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

    04月19日 08:14

  2. 2

    転んでもただでは起きない「ahamo」

    自由人

    04月18日 09:39

  3. 3

    「俺はそういう人間だ」オンライン生活についていけないミドル男性は罪なのか

    土屋礼央

    04月19日 09:24

  4. 4

    中国が反発したくなるほどインパクトがあったのだから、日米共同声明はよかったということだろう

    早川忠孝

    04月18日 17:03

  5. 5

    ワクチンに関する政府の発信の不安定さ

    大串博志

    04月19日 08:29

  6. 6

    会社を私物化する経営者「家族との高級レストランを交際接待費で落とす」

    キャリコネニュース

    04月18日 14:05

  7. 7

    「仲介手数料ゼロ」に気をつけて!賃貸契約で損しないための交渉術

    中川寛子

    04月19日 09:08

  8. 8

    日産元会長逮捕劇の端緒は常勤監査役の覚悟にあった-日産クーデターの真相より

    山口利昭

    04月19日 08:51

  9. 9

    「#二次加害を見過ごさない」私が毎日納豆を食べる理由 - アルテイシア

    幻冬舎plus

    04月18日 10:20

  10. 10

    養老孟司「生死をさまよい、娑婆に戻ってきた」病院嫌いが心筋梗塞になって考えたこと

    PRESIDENT Online

    04月18日 15:46

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。