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マティス米国防長官、シリア撤退命令に署名 大統領は長官を再度批判


[ワシントン 24日 ロイター] - 米国防総省は24日、マティス国防長官がシリアから米軍を撤退させる命令に署名したことを明らかにした。

マティス長官は20日、来年2月末の退任を表明したが、トランプ大統領はその後、退任を2カ月前倒しし、1月1日付でシャナハン国防副長官を国防長官代行に充てる人事を発表。当局者によると、マティス氏が辞表の中で大統領の外交政策を暗に批判したことにトランプ氏は怒りを募らせたという。[nL3N1YT150]

トランプ大統領は24日、ツイッターで「米国は世界中の非常に豊かな多くの国々の軍隊にかなりの補助金を支払っている。同時にそれらの国々は通商面において米国を、そして米国の納税者を最大限に利用している」とした上で、「マティス長官はこれを問題とみなしていなかった。私は問題とみなし、改善に取り組んでいる」と述べた。

マティス長官はトランプ大統領に対し、シリアから軍隊を撤退させないよう助言していた。マティス氏が退任を決めた一因は、大統領が19日に側近の反対を押し切ってシリアからの米軍撤退を表明したことにあるとされる。[nL3N1YP6EY]

国防総省の関係者によれば、撤退は数週間以内に実施される可能性があるという。また政府高官は具体的な計画が作成されていると明らかにした。

民主・共和両党から高く評価されていたマティス氏の退任を控え、トランプ大統領の予測不能で独善的な安全保障政策に対する懸念が強まっている。

大統領は24日、自身は他国との同盟を評価しているとした上で、「私が好まないのは、多くの同盟国が米国との友好関係に便乗している点だ」とツイート。「米国は再び尊敬される」と続けた。

大統領はまた、サウジアラビアが「米国に代わり、シリア再建支援に必要な資金の拠出」に合意したと投稿した。

大統領がサウジからの新たな資金拠出に言及したかどうかは現時点で不明。政府機関閉鎖の影響で、国務省からのコメントは得られていない。

*内容を追加しました。

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