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11月米個人消費は堅調に拡大、賃金の伸びは緩やか

[ワシントン 21日 ロイター] - 米商務省が21日発表した11月の個人消費支出(季節調整済み)は前月比0.4%増となり、堅調に増加した。市場予想の0.3%増を上回った。ただ賃金の伸びは緩やかなままで、現在の消費の拡大ペースは持続的でないことを示している。

10月の個人消費支出は0.8%増に改定された。改定前は0.6%増だった。

強かった消費支出の伸びは鈍っているようだ。貿易赤字の悪化、軟調な住宅市場、設備投資の伸び悩みの影響を受けている。第4・四半期の成長率は年率2.9%と現時点で予測されている。第3四半期の3.4%から伸びが鈍りそうだ。

11月の個人消費支出の内訳は、モノの支出が0.4%増。10月は0.9%増だった。サービスは0.4%増で、10月の0.7%増から伸びが縮小した。

物価上昇圧力は11月も緩やかなままだった。個人消費支出(PCE)物価指数は変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が前年同月比1.9%上昇した。10月は1.8%上昇だった。コアPCEは米連邦準備理事会(FRB)が物価の目安としている。コアPCEは3月に2012年4月以来初めてFRBが目標とする2%に達した。

FRBは19日に今年4回目の利上げを決めた。しかし、来年の利上げ回数予想を引き下げた。金融市場が動揺し、世界経済の成長が鈍る中で、金融引き締めサイクルが終わりに近づいていることを示唆した。

賃金は11月に前月比0.2%増加し、10月の0.4%増から伸びが鈍った。

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