記事

日本の大企業からGoogleという大企業への転職が話題になってしまうことへの違和感

ここ最近facebookで日本の大企業を退職してGoogleなどに転職したエントリや、それに関するコメントを見る機会が増えています。

これに反応するように、こちらの記事をシェアしている知人も多かったです。

こういうことが話題になり、具体的に日本の企業に変化が生じているのは良い兆候なのだと思います。

ただ、ふと思ったのは、3年前に書いたことなのですが、サンフランシスコでは、特にITの仕事ではないガイドさんであっても、

スタンフォードの学生さんは最近GoogleやらYahoo!などの会社には就職せず、サンフランシスコ市内にある小さなベンチャーに就職して自分の可能性試すケースが増えている

↑こんな話をしてくれます。

つまり自信がある人間ほど、すでに大企業化したGoogleなどには勤めようとしないのがアメリカで、日本では外資系という違いはあるけど安定した大企業への転職が話題になってしまうという日本の現状に、ちょっとモヤモヤしたものを感じてエントリ化しました。

こちらの記事にもありますが、

収入面であればGAFAのほうが当然良い条件を提示してくれるだろうし、安定した生活設計をするなら日本の会社の制度は欧米のそれに比べて非常に優れているものがあると思いますので、結局はご本人が何を望むのかの問題なんだろうなと思います。

「日本の大企業からGoogleという大企業への転職が話題になってしまうことへの違和感」と書いて気がついたのは、日本の大企業からGAFAへの転職がアグレッシブ、チャレンジ的に取り上げられている場合に違和感があって、それは前述したように、アメリカにおいてGAFAは官僚化した大企業でありチャレンジしたい人間の選択肢ではないのに、日本ではそのあたりの取り上げ方のニュアンスが違ってしまうことが原因なのか?と思ったり。

わたしは企業に属さず、自分ひとりで30年事業を続けてきた立場なので組織に関することはコメントできません。

細々とですがチャレンジを続けて、生き延びてきたという立場からすると、 Market Hackの広瀬さんのこちらの記事2つはすごく自分には刺さる記事だったりします。

思うに、アメリカ人の考える「COOL」と日本人の考える「カッコイイ」というのは、かなり隔たりがあると思います。

日本人はピカピカのアップル新本社とかFecebookの本社とかを「カッコイイ」と思うわけだけど、アメリカ人、とりわけ最先端のコーダー達はそういうのを「ダサい」と貶します。彼らはCypherpunksなのであり、Rebelなのだから、人知れぬ陋巷に深く潜伏し世界転覆を目指すことを最上とするわけです。

繰り返し言えば、いまごろシリコンバレーとかにノコノコ出かけてゆく奴は、時代に対する嗅覚が無いやつです。昭和なオジサン。それでは、ぜんぜん「荒野を目指してない」です。

COOLな連中はブルックリンに居ます。

あわせて読みたい

「Google」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    BLOGOSサービス終了のお知らせ

    BLOGOS編集部

    03月31日 16:00

  2. 2

    なぜ日本からは韓国の姿が理解しにくいのか 識者が語る日韓関係の行方

    島村優

    03月31日 15:41

  3. 3

    「いまの正義」だけが語られるネット社会とウェブ言論の未来

    御田寺圭

    03月31日 10:09

  4. 4

    カーオーディオの文化史 〜ドライブミュージックを支えた、技術の結晶たち〜

    速水健朗

    03月30日 16:30

  5. 5

    BLOGOS執筆を通じて垣間見たリーマンショック後10年の企業経営

    大関暁夫

    03月31日 08:27

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。