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【Amazon Go】、最新店はサンフランシスコ・ユニオンスクエア近く!ゴー後に何が来る?

【Amazon Go】、最新店はサンフランシスコ・ユニオンスクエア近く!ゴー後に何が来る?


■レジなしコンビニエンスストアのアマゾンゴーが18日、カリフォルニア州に9店舗目をオープンした。

アマゾンゴーは、人工知能やコンピューターヴィジョンを駆使することで、レジでの精算なしで食品を買うことができる革新的な店舗。レジなしで決済できることでレジがなく、レジ待ち時間を無くすなど来店客の利便性を高める。

サンフランシスコで2店舗目となるアマゾンゴーはショッピングの中心エリアとなるユニオンスクエアの近くになる。場所はポスト・ストリートとカーニー・ストリートが交差する北東側(98 Post St, San Francisco, CA 94104)。

約50坪となるアマゾンゴーは、ユニオンスクエアから徒歩で3〜4分程度の距離となっている。ノードストロームやブルーミングデールズを核テナントにもち、マーケットストリートに面したウエストフィールド・サンフランシスコ・センターSCからも徒歩10分程度だ。

サンフランシスコ日本国総領事館の隣に10月23日にオープンしたサンフランシスコ1号店(300 California St, San Francisco, CA 94104)からも10分の徒歩で行ける距離となっている。

9店舗目の営業時間は月〜金曜日が午前7時〜午後8時となっている。日曜日は休みとなるが、土曜日はオープンしており午前9時〜午後6時までとなっている。品揃えは「朝食、ランチ、ディナー、スナック(Breakfast, Lunch, Dinner, Snacks)」となる。

 キャッシャーフリーとも呼ばれるアマゾンゴーはスマートフォンにダウンロードした専用アプリのQRコードで入店する。チェックインするとゲートが開いて入店できるのだ。あとは購入したい商品を手に取り店を出ていくだけの「ジャスト・ウォーク・アウト(Just Walk Out)」となっている。

入店と同時に天井に設置されたカメラやセンサーによって利用者の行動が追跡される。棚にも重量センサーが装備され、商品を手に取る行動もトラッキングするようにもなっている。店から持ち出した商品はアマゾン・アカウントにあるクレジットカードに自動的に課金される。カメラやセンサーで得たデータから商品の動きを把握し、人工知能(AI)のディープラーニングを駆使して正確に決済する。

一方、アマゾンゴーは無人ストアではない。日本のコンビニエンスストアよりも、むしろスタッフの多さが際立っている。ゲート前にはキャッシャーフリーに慣れないお客のためにスタッフが配置し、アルコール売り場には買い物客のIDをチェックするスタッフが常駐している。1号店ではサンドウィッチやブリトーなどを調理するスタッフが10人以上もいるのだ。

なお最短で数秒で買い物が終わるためピーク時には商品補充が追い付かないほどになっている。そのためレジなしコンビニエンスストアはキャッシャー用スタッフが不要の代わりに補充スタッフが余計に必要となるのだ。

 ニュースサイトのブルームバーグは9月、アマゾンゴーが数年で3,000店舗展開になると報じた。内部の情報筋からの話として、アマゾンは今年末までにアマゾンゴーを10ヵ所オープンし、2019年末に大都市圏を中心に50ヵ所を展開、2021年までには3,000店舗の展開を計画しているのだ。

最近ではウォール・ストリート・ジャーナル紙が情報筋の話として、アマゾンゴーが大型店をテストすることを報じている。一方、ロイターは公文書や関係筋の話として空港ターミナルにオープンする可能性があることを伝えた。

アマゾンゴーは先週、シアトルのオフィスビル内にこれまでで最小となる450平方フィート(13坪)をオープンした。


⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。アマゾンゴーはまさにゲームチェンジャーです。アメリカ流通業界ではIT化が進んでいますが、アマゾンゴーの出現でITへの投資が危機感を持って加速しているのは間違いありません。流通業界に携わる人は一度はアマゾンゴーに訪れてキャッシャーフリー体験をすべきです。

で、サムズクラブのスキャン&ゴーやクローガーのスキャン、バッグ、ゴーなど競合するキャッシャーレスと比較するのも視察研修ではマストでしょう。分析とは比較することです。アマゾンゴーと競合するアプリ決済等と比べてみて、互いのメリットやデメリットを確認しないと「ラーメン食ってウマかった」ぐらいの感想でしかなりません。

日本でもアマゾンゴーに触発されて無人店が続々オープンしています。アメリカの流通トレンドとも比較できるようにアマゾンゴーだけではなく大手チェーンストアの同様なシステムも視察すべきなのです。2手先、3手先も読まなければなりません。

アマゾンゴーなどレジなしコンビニが数千店舗の展開となった後のことをもう考えなければなりません。つまり小売業の利便性向上はレジなしで終わらないのです。ブログ読者にお聞きします、「ゴー後は何がきますか?」と。

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