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風俗店に男性との接触に悩む来店者も…女性の性に変化の兆し

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 タブー視されがちだった女性の性が大きく変わろうとしているという。13日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、その最前線を取材した。

■百貨店に出店されたアダルトグッズのポップアップストアが大盛況


 百貨店・大丸(大阪市)の女性用ファッションフロアに先月オープンした、アダルトグッズメーカーTENGAが販売する「iroha」のポップアップストア。ちょっと和風でかわいいお店の中を覗いてみると、香水やコスメと見間違えそうな女性用アダルトグッズが並んでいた。同社広報の西野芙美さんは「女性が性的欲求を感じ、それを満たそうとするのは自然なこと。しかし、やはり女性がそのことを表に出すのは"はしたない"とか、"恥ずかしいこと"という意識があると感じている」と話す。


 しかし、今年8〜9月にも開催されたirohaのポップアップストアは週に1500名以上が来店したという盛況ぶり。ひと目見たいと京都からやってきた女性は「いやらしさもないし、入りやすい(笑)。音も小さいし、可愛さと、女子のことを考えてる感がすごい伝わってくる」と話していた。


■「終わった後の虚しさも…」、"夫公認"で風俗に通う女性も


 女性用アダルトビデオがブームになって久しいが、昨年春には女性が自分の身体のことを知り、気持ち良くなるためのテクニックを"レシピ"として紹介するサービス「OMGYES」の日本版もスタートしている。また、女性向け風俗情報サイト「Kaikan」のアクセス数は1年で倍以上に。登録店舗数も5年前には20店だったのが、この1年で30店も増加、現在では100店以上が掲載されているという。


 頻繁に女性用風俗を利用するという契約社員のゆきさん(36)は「毎日忙しくて、ときめきみたいなものを感じたいなと思ったとしても実感がなき、満たされない気持ちがあった。短い時間だけでも、イケメンのセラピストの方が自分のために何でもしてくれると、精神的に満たされる。今では決まったセラピストの方が2人いる。

裸を見られてしまうので、意識して自分磨きを怠らないようになった」と話す。利用するのは1〜2週に1度の頻度、90分で15000円くらいだという。「心が満たされるのと同時に、焦燥感というか喪失感というか、終わった後の虚しさもちろん感じている。お金だけなくなって、何も残らない」。もしパートナーが現れれば、風俗は利用しないとも話した。


 女性用風俗を利用しているライターの藍川じゅんさんは既婚者だ。「自分がしたい時にタイミングが合わなかったりする。人より性欲が強いので、お金を払ってその場だけっていう関係がすごくいいなと思った」。女性用風俗に通うことは"夫公認"だといい、自分へのご褒美としての意味もあると話す。「スッキリするし、活力にもなるし、ポジティブな気持ちになる。"風俗行っちゃった…"みたいに思うことはあまりない。不倫の方がそういう気持ちになると思う」。


■「5割は処女・男性との接触経験がない女性」女性用風俗の心配り


 女性用風俗の人気店「TaCIT」(タシット)で月に500万円を売り上げるNO.1セラピスト・森月大智さんは"可愛い系のイケメン"だ。しかも京都大学大学院中退のインテリだ。「お客様ごとに違うので、まずカウンセリングをして、来られた目的であったり、してほしくないことを伺いしている」。

そうやって記入されたカウンセリングシートには「恋人のようにイチャイチャしたい」「性感帯の開発」など、様々な要望事項や具体的なプレイ内容が並んでいた。サービスが始まると、まずはシャワーを浴びてベッドに移動。アロマオイルを使って全身の緊張や凝りを解き、サービスを進めていく。「やっぱり、"感度が悪くて、こういった行為が全然好きじゃない"など、悩みを持たれて来られる。それが解決できたという言葉を頂けた時は、本当に良かったなと思う」(森月さん)。


 そんな男性セラピストに求められる面として、「清潔感や技術だけじゃなくて、空間創りが非常に大事。コミュニケーション能力とか言葉の使い方が丁寧な方が多い」と話すのが、今年4月にオープンした女性用風俗店「SPA White」オーナーのあす香さんだ。


 「どうしたら女性の性体験を豊かにできるかと考えている」と話す。元々は男性向け風俗の現場でキャストとして5年くらい活動していたというあす香さんがお店を始めたきっかけは、自身の体験がベースだ。「風俗で働く女の子に講習をする中で、性の悩みを聞きたいという思いもあった。そして去年の11月、今うちで働いているキャストのサービスを受けた。その時に、普段行くエステサロンとは違う、男性に触られた時の多幸感があった」。


 「TaCIT」同様、いわゆる"性感マッサージ"のお店だが、利用者の2割は"好奇心"から来店した人だというが、残りはそうではないという。「もちろん単純に性欲を満たしたいというニーズもあるが、お客様の声を聞くとそれだけじゃないと思う。5割ほどが処女だとか、男性との接触経験がない方、そして2、3割くらいが男性経験に何かトラウマがある方」。

だからこそ、誰でも利用しやすくなるよう配慮を欠かさない。「Iライン(女性器)をタッチしない、粘膜同士の接触がない。それでも性体験ができたという成功体験は積めるし、"意外と私でもできるかもしれない"と感じてくれるのではないか。女性向け風俗はまだまだこれからの業界なので、まだあらゆるニーズには答えられていない。それでも思っていた以上に必要とされているなと実感している」。


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