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レディオヘッド、ジャネット・ジャクソン、スティーヴィー・ニックスが2019年ロックの殿堂入り

2019年ロックの殿堂入りを果たすレディオヘッド、ジャネット・ジャクソン( (Photo by Jim Steinfeldt/Michael Ochs ArchivesTim Mosenfelder/Getty Images)

ロックの殿堂が来年の受賞者を正式に発表した。レディオヘッド、ジャネット・ジャクソン、スティーヴィー・ニックス、デフ・レパード、ザ・キュアー、ロキシー・ミュージック、ザ・ゾンビーズらが殿堂入りを果たすことが発表された。

授賞式は3月29日、米ブルックリンのバークレイズセンターで開催。授賞式のもようは、後日収録番組としてHBCおよびSirius XMラジオで放送される。チケットの詳細は1月に発表される予定だ。

ロックの殿堂の選考対象となるには、ファーストアルバムまたはファーストシングルのリリースから25年が経過していることが条件となる。過去にはクラフトワーク、トッド・ラングレン、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、ルーファス&チャカ・カーン、MC5、エル・エル・クール・ジェイ、ジョン・プライン、ディーヴォらがノミネートされたが、最終的に殿堂入りには至らなかった。今年新たに選考条件を満たしたアーティストはいなかったが、デフ・レパードとニックスは今回が初ノミネート(ただしニックスは、1998年にフリートウッド・マックとして殿堂入り)。スティーヴィー・ニックスは2度にわたって殿堂入りを果たす最初の女性アーティストとなる。

「言いたいことは山ほどあるけれど」と、ニックスは声明の中でこう述べた。「コメントは後にとっておきましょう。今ここでは、1968年からずっとバンドをやってきたけど、ソロ活動が認められたことでほっと一息、笑顔になれたということ。誇らしい気持ちでいっぱいです」

ジャクソンも声明を発表し、今回の栄誉についてこう述べた。「ロックの殿堂、ありがとう。本当に光栄です。兄たちと並んで殿堂入りすることができて幸せです」

デフ・レパードのジョー・エリオットも、同じくこの知らせに喜びの声をあげた。「これでようやく、固唾をのんで待たなくてすむぜ」とローリングストーン誌の取材に答えた。「ローリング・ストーンズやビートルズ、ザ・フーやクイーンの仲間入りができるなんてすごいこと・・・最高の栄誉だ」

ザ・ゾンビーズは1989年に選考基準を満たし、これまで3度もノミネートされていたため、今回の殿堂入りは忍耐と粘り勝ちのおかげだと、メンバーのコリン・ブランストーンは語った。「もう無理だと思い始めていたところだ」と、彼はローリングストーン誌の取材に答えて言った。「俺もかなり哲学的に考えるようになってた。『もし殿堂入りできなくても、楽しかったからいいじゃないか』と自分に言い聞かせて、あまり深く考えないようにしてたんだ。でも、実際に殿堂入りが決まると変わるもんだね。『これぞキャリアの総決算、人生の集大成の瞬間だ』って思うんだよ」

長年彼とともにバンドを続けてきたロッド・アージェントも、ブランストーンの発言に同意した。「時と場合によっては、『ロックの殿堂入りしようがしまいが、俺は気にしないぜ』って言ったほうがカッコイイとは思うけど」と、ローリングストーン誌との取材に対して答えた。「いままでそんな風に思ったことはなかった。初めてノミネートされた時、それだけでもすごく名誉なことだと思った。そして今回、ふたを開けてみたらなんと殿堂入り。最高の気分だ・・・とにかくすごくうれしい」

レディオヘッドは声明の中で、誠意をこめてこう述べた。「バンドを代表して、殿堂入りの票決メンバーに感謝するとともに、今年殿堂入りを果たした他の受賞者にお祝いの言葉を贈ります」だが2017年に弊誌がインタビューした際、彼らはロックの殿堂に少々懐疑的な態度を示していた。「ロックの殿堂に失礼なことを言うつもりじゃないんだ。多くの人々にとっては意味のあることだからね。でも文化の違いか、俺は理解できないんだ」と、ギタリストのエド・オブライエン。「いかにもアメリカらしいなと思ってさ。イギリス人はお互いを称え合うっていうのが得意じゃないんだ。いかにもショウビズ界って感じがするし、俺はそこまでショウビズ界の人間じゃないしね」

ロキシー・ミュージックのフロントマン、ブライアン・フェリーは違った意見だ。「ミュージシャン、エンジニア、プロデューサー、デザイナー、舞台裏で支えてくれた数えきれない人々、そしてもちろん、長年支えてくれたファンなど、ロキシー・ミュージックの世界観に関わってきた全ての人を代表して、喜んでこの由緒ある賞を受け取りたいと思います」というツイートを投稿した。

ロックの殿堂の授賞式では、受賞者がステージに全員集合し、皆でひとつの曲を披露して幕を閉じるのが定例だが、7名の受賞者全員が演奏できる曲を探すのは苦労しそうだ。「けっこう難題なんじゃないかい?」とブランストーンも言う。「もし、頭の中に浮かんだ曲は何かと聞かれたら、ビートルズの『アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア』かな。あの曲ならみんな知ってるだろ」

エリオットの意見は違うようだ。「たぶん、先輩方は(チャック・ベリーの)『ジョニー・B・グッド』っていうだろうし、若い奴らは(デヴィッド・ボウイの)『ヒーローズ』って言うんだろうな」と本人。「俺が、『なんかピンとこないな。俺はやらないぜ。みんな本気で俺たちと演奏したいかい? 俺たちも本気でやつらと演奏する気か?』って言いだして、気まずい空気になるかもしれない。どうなるだろうね。その場の雰囲気次第だな」

ロックの殿堂に関する過去の記事はこちら

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