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12月14日(金)ムネオ日記

金曜日東京新聞こちら特報部「本音のコラム」は佐藤優さんである。「ゴーン氏への公開書簡」という見出し記事が興味深い。全文紹介したい。

私は、作家の佐藤優と申します。2002年に北方領土絡みの鈴木宗男事件に連座し、東京拘置所の独房に512日間勾留されました。当時、私は四島一括返還の国是をねじ曲げた国賊と非難され、「外務省のラスプーチン」と揶揄されました。

検察庁と外務省の一方的なリーク(いずれも国家公務員の守秘義務違反という違法行為です)によって、私に関し、極悪人というレッテルが貼られました。今、あなたが置かれている状況が私には人ごとと思えないのです。

私は勾留中、接見等禁止措置がつけられ弁護人以外との面会、文通ができませんでした。新聞購読も禁止されました。ただし、工夫をすれば弁護人を通じて獄中からでもメッセージを出し、寄稿することもできます。勾留中に北方領土問題に関する私の手記が月刊誌「世界」(岩波書店)に掲載され、それにより有識者の認識が少し変化しました。新聞もテレビも媒体です。

あなたから発信がなされれば、その情報は伝わります。その積み重ねによって状況は変化します。日本国民は、良識を持っています。あなたの発信する情報と、検察の主張を比較して、公正な評価をします。

冬場の独房生活は寒さとの闘いです。健康に留意してください。筋を通すゴーンさんの生き方を私は尊敬しています。

知の巨人佐藤優さんの思いが伝わってくる。私も同じ思いである。

東京新聞1面トップで「ルノーゴーン会長解任せず『不正十分な情報ない』日仏 判断分かれる」という記事が出ている。

潰れそうになった日産自動車を立て直したのはゴーン氏である。三菱自動車も同様ではないか。「受けた恩は水に流す」という倫理観は日本には馴染まない。日産側が司法取引をしての今回の事件であるとするならフェアではない。

私のやまりん事件でも島田事件でも検察はやまりん・島田に「こちらの狙いは鈴木だ。こちらに協力すれば、盗伐(とうばつ)、談合問題はやらない。しかし鈴木に付くならもう一度やるぞ」と脅かし、ある種裏司法取引をして私の事件を作り上げた。

今回のゴーン会長逮捕も日産は司法取引の上でのことと報道されている。

「特捜部、検察は正義の味方ではなく、ヒラメだ。自分の出世しか考えていない。大阪地検特捜部がしでかした村木事件の反省が何もない」といった声が沢山届いた。私もそう思いながら、改めて佐藤優さんのコラムを読みなおした次第である。

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