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中国版SpotifyのTencent、米国株式市場へ上場

米国株式市場への上場したTencent Music Entertainment (Photo by Spencer Platt/Getty Images)

中国版Spotifyと言われる、Tencent Music Entertainmentは、ニューヨーク証券取引所デビューを果たし、米国株式市場への上場で11億ドル(約1250億円)を調達した。

中国版Spotifyが、数か月前より噂されていた米国株式市場への上場をついに実現した。親会社のTencentから独立した中国最大の音楽配信サービスTencent Music Entertainmentは、2018年12月12日、公開価格13ドル(約1475円)でニューヨーク証券取引所に株式を公開。11億ドル(約1250億円)を集めた。

同社(銘柄のティッカーシンボル:TME)は、米国預託証券の1株あたり14.1ドル(約1600円)以上の値がついた。公開株式の半分はTencent Musicから、残りの半分は既存株主の株式を売り出すとしていた。当初Tencent Musicは、2018年10月の上場を目指すとしていたが、中国と米国間の広範囲な貿易摩擦や米国テック株式の混乱のために延期された。

公開日に同社の株価は10%上昇し、時価総額は約230億ドル(約2兆6100億円)となった。2018年4月に米国株式市場に上場したスウェーデンのSpotifyに匹敵するが、Spotifyの株価が公開以降20%下落している事実を考慮すると、ウォールストリートはTencent Musicの動向を慎重に見守っていくものと思われる。

3種類の配信プラットフォームを運営するTencent Musicは、月毎のアクティヴユーザー数が8億ユーザーで、Spotifyの1億9100万ユーザーを大きく上回る。同社の米国における株式公開は、世界の音楽業界の健全性を計る指針となり得るため、大きな注目を集めてきた。同社の主要株主はTencentだが、2017年に実施した株式交換によりSpotifyも9.1%を所有している。2018年初めに米国証券取引委員会へ提出された趣意書によると、ワーナーとソニーも約2億ドル(約227億円)の株式を保有している。

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