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中国都市化で増える生ごみ、救世主は「黒茶色の生き物」


[済南(中国) 10日 ロイター] - 中国では都市部の拡大により食品廃棄物が増えており、埋め立てが追いつかない地域も出ている。そこで注目されているのが、ゴキブリによる処理だ。

同国では家畜伝染病「アフリカ豚コレラ」の感染拡大を阻止するため、豚に生ごみを与えるのが禁じられたことも背景にある。

山東省の省都、済南市郊外にある工場。ここでは10億匹のゴキブリが養殖されており、夜明け前に到着した食品廃棄物がパイプを通じて与えられる。1日の生ゴミ処理量は50トン。象7頭に相当する重さだ。

来年には同様の工場を3カ所新設する予定。人口約700万人の済南市で出る生ごみの3分の1を処理することを目標としている。

山東省虫業協会会長を務める劉玉升氏は「ゴキブリによる処理は、食品廃棄物を変換・処分するためのバイオテクノロジー的な方法だ」と述べた。

さらにゴキブリは、豚などの家畜にとってはタンパク源ともなり、この工場の幹部は「ごみを資源へとリサイクルするようなものだ」と話した。一部では、胃腸薬や美容用途にも使われているという。

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