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小説も文庫化されました!

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// 週刊金融日記
// 2018年12月10日 第347号
// ふるさと納税とポイント還元祭りで札束でビンタされる
// Huawei美人最高財務責任者カナダで電撃逮捕で世界に激震
// 浅草の老舗店で安くて美味しい河豚とスッポン
// 群淘汰仮説について
// 他
こんにちは。藤沢数希です。
ちょっと前まで夏だと思っていたのですが、もうすっかり冬です。寒くなってきましたね。ところで、今年は記録的な猛暑だったのですが、やはり地球温暖化と異常気象を関連付ける研究がちょろちょろと出てきているようです。
★僕は前々から言っていたのですが、異常気象の頻度や振れ幅などと温暖化の関連に関する研究が活発になってきました。温度の上昇よりこっちの影響のほうが大きい気がします。ただの元研究者としての直感ですが。
やはり近年の異常気象の頻度と温暖化は緊密に関連しているのかな。> 今夏の日本の異常気象 “温暖化の影響確実と証明” https://t.co/sqfF9Xj93e
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) December 7, 2018
QRコード決済みたいなサービスは勝者総取りビジネスの最たるものなので、時期を見計らって、ソフトバンクとヤフーが半々で出資する大資本のPayPayがキャンペーンで100億円ばら撒くという、なんともエゲツないマーケティング攻勢を仕掛けてきて、ツイッター民はお祭り状態です。PayPayで買えばポイント20%還元なので、高額商品が買えるビックカメラなんかは、もうApple製品などを買い漁る客で長蛇の列ができています。
いやはやポイント還元ってやばいですね。ソフトバンクとヤフーが嫌いでも、落ちている金は拾いましょう。
●スマホ決済PayPay、総額100億円の“ばらまき企画”開催 還元率「20%」で爆発的普及目指す
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1811/22/news099.html
●“PayPay祭り”で、わたしが得たものと失ったもの
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1812/07/news023.html
いつものように読者からの興味深い投稿がいくつもありました。見どころは以下のとおりです。
- 群淘汰仮説について
- ボーイフレンド・クラッシャーの具体例をご教示ください
- 1億5千万円でどうポートフォリオを組めばいいでしょうか
- なぜトランプ氏は高学歴なのに米国ナショナリズムを煽る攘夷派なのですか
- 歯のホワイトニングについて
- 首肩腰膝の痛みにはオピオイド鎮痛薬が効く
- 女子はやはりヤリチン大好きだとはあちゅうを見て思いました
- マッチングアプリでつきあった彼女がアプリをやめてくれません
それでは今週もよろしくお願いします。
1.ふるさと納税とポイント還元祭りで札束でビンタされる
そろそろ今年の個人所得も概ね確定し、ふるさと納税の季節がやってきました。とはいっても、ふるさと納税というのは何も年末にやる必要はなく、通年でできるものなのですが、確定申告を1月にできる人が少ないように、人間というのはやはり〆切りが近づかないとなかなかやる気が出ないものです。じつは、僕はふるさと納税については怠けていて、昨年がデビューです。暗号通貨トレーディングの利益が個人のほうの所得にごっそりと入ったので、ふるさとチョイスというサイトで恐る恐るクレジットカードを使い、かなりの金額で和牛やらウニやらの高級食材を注文しました。そのたびに何か確認のメールが来るのですが、本当にこんなことで和牛やらウニやらが送られてくるのか、そんなうまい話が世の中にあるのか、と半信半疑でした。
しかし、次から次に和牛やウニが届くではありませんか! 僕はこのメルマガで完全覆面でレストランレビューを書いているので、高級レストランなどの事情はよくわかっているのですが、銀座のひとり3万円ぐらいの料亭で出てくる、本物の一級品の食材が次から次に家に届くのです。これには驚きました。そして、後悔しました。こんなことをこれまで何年もしてこなかったなんて、僕はどれだけ情弱だったんだ、と。
『週刊金融日記 第298号 暗号通貨の税金の話といまからできるスゴイ節税で和牛ゲット』
『週刊金融日記 第299号 ふるさと納税でさっそく活きた車海老が届いた!』
まだ、ふるさと納税をやったことがない人のために簡単に説明すると、個人の額面年収の1%から4%ぐらいのふるさと納税できる枠が決まっています。高額所得になればなるほど4%に近づいて、所得が低いとそもそも最初から税金を払っていないので1%に近づきます。
年収2000万円だとだいたい50万円ぐらいのふるさと納税できる枠が決まります。これを自分が住民票を置いている自治体ではなく、応援したい、寄付したい別の自治体に税金を振り分けていきます。その払った分の3割程度の返礼品がふるさと納税した自治体からもらえるという仕組みです。つまり、年収2000万円ぐらいなら、ふるさと納税すると、合計で15万円分ぐらいの地域の特産品をもらえるわけですね。