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独与党CDU新党首、移民政策を見直しへ


[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツ与党・キリスト教民主同盟(CDU)の新党首に選出されたアンネグレート・クランプカレンバウアー氏は9日、来年の欧州議会選の前に同党の移民政策を変更する計画を明らかにした。

同氏はメルケル首相の側近だが、移民政策では首相のリベラル路線と決裂する可能性がある。

クランプカレンバウアー氏は7日の党首選で当選したが、同氏より保守色の強い対立候補メルツ氏との票差はわずかで、党内の分裂が浮き彫りとなった。

党内でも特に見解が割れているのが移民政策だ。

クランプカレンバウアー氏は、国内紙ビルト日曜版に「移民・安全保障問題について、専門家や、移民・難民政策を批判する人々と『ワークショップ型のディスカッション』を行い、具体的な改善に向けた作業を進めたい」と発言。「その結果を基に欧州議会選に向けた方針をまとめる」と述べた。

メルケル首相は2015年に開放的な移民政策を掲げたが、これを受け支持率が低下。地方選の敗北を受け、10月に党首を退くことを決めた。メルケル氏は2021年の次回連邦選挙まで首相にとどまる方針。

クランプカレンバウアー氏は、公共放送ARDで「良いものは継続し、変更の余地があるものは変更する」と述べた。

同氏は、党首選に出馬した他の候補ほど、メルケル氏の移民政策を批判していないが、移民に対するドイツ語の学習義務付けや犯罪歴のある移民の追放を主張している。

来年は東部3州で選挙が行われる。有権者の間では、移民に対する懸念を背景に極右「ドイツのための選択肢(AfD)」が支持を伸ばしており、有権者の支持を取り戻すことが、クランプカレンバウアー氏の大きな課題の一つとなる。

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