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中国の資質を問いたファーウェイ問題

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数カ月前、あるところからファーウェイについての情報を求められたことがあります。私が何を知っているわけでもありませんが、そういう話が私ごときに振られること自体、おかしいわけで何かあるのだろうな、と思っていました。

同社が今のような業容になるはるか前、同社の創業者が中国人民軍出身で実質的に中国政府との一体感があるかもしれないから要注意、と記された読み物を読んだ際、私はスパイ大作戦をイメージしました。いわゆる盗聴や情報が裏側を経由してダダ洩れになる80年代の映画に出てくるようなそんな感じでしょうか?

10月、ブルームバーグは台湾出身者がアメリカで起業したスーパーマイクロ社の一部のマザーボードにチップが埋め込まれていて中国軍に情報が漏れている疑惑があると報じました。この「事件」はその後、アップル社などが否定し、他紙の後追いも出ず、それでスーッと終わりになりました。実態は分かりません。

しかしながらアメリカ政府が米粒の大きさ程度のチップが埋め込まれることで情報が漏洩するリスクがあると認識するならば中国のIT巨大企業製の部品が使われているIT機器は排除したいという気持ちがあるのは当然です。数年前、ドイツのメルケル首相の電話が盗聴されていた事件がありましたが、世の中、盗聴や情報漏洩がかなり行われている可能性は否定しません。我々がIT機器に取り囲まれた生活をしている限り、そして相手がその気があればあるほどプロは簡単に入り込めるでということでしょう。

ではアメリカがなぜ、ここまで神経質になるのかですが、ファーウェイが大きくなりすぎるというよりずばり情報戦、諜報戦のネットワーク構築そのものにあると思います。ファーウェイ社は携帯通信インフラは世界1位、携帯の販売でも世界2位とすでに世界のリーディングカンパニーにのし上がっています。アメリカ政府がファーウェイの製品が搭載されているIT機器を使用するのはかつての米ソ冷戦時代にソ連のミサイルをアメリカの爆撃機に搭載するようなものでしょう。それはメンタルに絶対に許されない事態なのです。

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