医師の働き方改革。ヤフーで本日出ていますが朝日新聞、毎日新聞ニュースです。
>医師不足地域の診療に大きく影響するため、一部の医師の長時間労働を認める内容で、一般労働者に適用される上限より規制を緩和する。その一方、終業と始業の間に一定の休息を確保する「勤務間インターバル」や連続勤務の時間制限を義務付ける。
>さらに医師の面接などの健康確保措置を条件に、月上限を超えることも例外的に認める。
以上朝日
>一般労働者の上限「年720時間(休日を除く)」を超える見通しで、地域医療の中心となる病院の医師と、高い技能を身につけようとする若手医師はより高い上限として長時間の残業を容認する。具体的な上限時間案は年内にも示す予定。
>3類型は「一般的な医療機関の医師」「地域医療に従事する医師」「技能などを高めたい若手医師」
>一方で、仕事を終えてから次に働き始めるまで一定の休息時間を確保する「勤務間インターバル」を設けることを、雇用主の努力義務とする。
>地域医療を担う医師は、より高い上限を設定。医療機関の再編・統合により効率的な医療提供ができるまでの「経過措置」で、将来的に一般の医療機関の上限時間に合わせる。
>若手医師も高い技量を身につける経験を積めるよう、別に上限を設定。医療機関を定めた上で医師本人の申し出を要件とする。地域医療、若手医師ともに、インターバルは義務付ける。
以上毎日。
いやきっと医師は睡眠時間を削って24時間働き続けろということなんでしょうね。そして「効率的な医療提供ができるようになれば」というまさにできていない今の状況無視して働け、文句をいうなということなんでしょうね。厚労省の改善案はこちら。すでに10年以上前から言われてできてないことなのに。
あとインターバルをあけろと言われても1日は24時間。物理的に不可能な時はどうするの。
ある意味働き手がいないある工場で、「この品が足りないと生活が不便になるから労働者は残業無視して地域のために働け、保証はできないがいつか労働環境は改善する」というのと何が違うんだろう。医師は特別扱いして問題ないとい考えを当たり前と思う有識者たちの所属と名前はこちら(P49)。若い先生を代表する方は渋谷先生含めていない!
大学などでも医師は裁量労働制ですよと説明があったようで、どうも結局今まで通りの働き方でやってねということのようです。このような決定しかできない有識者っていったいなんなだろう。いやこの有識者を選んだ厚労省の問題なんだろうな。
また以前突発的に立候補した時のような政治不信しかない。メディアの力を期待したい。