
[パリ 4日 ロイター] - フランスで燃料税引き上げなどに抗議する市民のデモが続く中、Ifop・フィデュシアルが週刊誌パリ・マッチとシュド・ラジオ向けに実施した世論調査によると、マクロン大統領とフィリップ首相の支持率が最低を更新した。
調査は先週終盤に行われ、4日に発表された。それによると、マクロン大統領の支持率は23%と、先月の調査から6%ポイント低下。フィリップ首相の支持率は10ポイント低下し26%となった。
パリ・マッチによると、マクロン大統領の支持率は、オランド前大統領の2013年末の支持率と同水準だという。オランド氏は当時、現代フランス史上、最も支持率の低い指導者とみられていた。