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ヘルシンキ・タリン間の未来の海底トンネル列車、早くも乗車券発売


[ヘルシンキ 3日 ロイター] - フィンランドの首都ヘルシンキとフィンランド湾を隔てたエストニアの首都タリンを海底トンネルで結んで列車を運行する民間構想で、まだ政府や欧州連合(EU)の支援が得られていない段階にもかかわらず、未来の乗客への乗車券販売が始まった。

全長約100キロ、総工費150億から200億ユーロ(約2兆─2兆5000億円)とされるこのプロジェクトは、ゲームアプリ「アングリーバード」のメーカーで知られるロビオ社の元幹部であるピーター・ベスターバッカ氏と同氏が率いるFinEst Bay Area社が推進。初の外部支援として、ドバイに拠点を置く建設会社ARJから1億ユーロの資金を獲得している。ベスターバッカ氏は3日の記者会見で、アジアや中国からさらに資金を調達できるとの見通しを示した。

ヘルシンキには、エストニアの労働者数万人が毎週海を渡って通勤している。一方タリンは、フィンランド人観光客にとって名所となっている。トンネルが開通すれば、現在高速フェリーで2時間かかっている移動時間が20分前後に短縮される。

フィンランドとエストニアはこれまで4年にわたって首都を結ぶ構想を検討しており、両国政府が委託して昨年結果が発表された実現可能性調査では2040年の開通が見込める可能性があるとしたが、ベスターバッカ氏は2024年までに完成するだろうと言明。「そういう計画であり、それ以外に考える理由がない」と述べた。

チケットは3日からオンラインで販売されており、代金は1回の利用につき50ユーロ。サイトには、列車は2024年12月24日から運行されると記載されている。

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