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FRB、明確な理由ない米債市場の変動を懸念=ブレイナード理事

[ニューヨーク 3日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事は3日、米国債の瞬間急騰(フラッシュ・ラリー)が発生してから約4年が経つものの、米債市場が時に明確な理由なく急激に変動することをFRBはなお懸念しているとの見解を示した。

ブレイナード理事はニューヨーク連銀で開かれた市場構造に関する会合で、「市場は、過去数年に発生した複数の短期的な混乱をしっかりと乗り切ってきた」と指摘。同時に「明確な材料なしに相場が急激に変動する可能性があることは引き続き懸念材料となっており、価格や流動性の衝撃が急速なペースで複数の市場や取引の場に波及し、金融安定にリスクを及ぼす可能性が存在することを浮き彫りにしている」と述べた。

同理事は2月5日に発生した株式相場と債券相場の動乱を例に挙げ、電子ディーラー間ブローカー、およびディーラーと顧客との間の取引高は平均を大幅に上回っていたものの、流動性を示す一部の指標は悪化、もしくは週を通して低調だったと指摘。

取引高が急増した後に市場の厚みが低迷するパターンは、約4年前のフラッシュラリーのほか、2016年10月の英ポンド急落、8カ月前のボラティリティー・インデックス(恐怖指数、VIX)の急上昇の過去3回の市場の動乱時に共通して見られたと述べた。

その上で、FRBが債券ポートフォリオを縮小する中、安定した米債市場は不可欠とした。また、米経済情勢は完全雇用の状態、もしくはそれを超えており、インフレ率はFRBの目標近辺にあるとの認識を示した。

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