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説明を拒む小室圭さんに結婚の資格はない

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■11月30日に解禁となった「秋篠宮家の会見」の中身

私は小室圭という男に腹が立ってきている。

その理由は後で触れる。

注目されていた秋篠宮さんの誕生日会見が11月30日に解禁になり、発言全文が公開された。

会見自体は22日に行われていた。例年通りではあるが、記者たちには今年は特に保秘を徹底するよう、申し渡されたそうである。一部には、眞子さんの結婚問題について、破局を明言したためではないかという憶測も流れた。

2018年11月22日、53歳の誕生日を前に、記者会見される秋篠宮さまと紀子さま。(写真=時事通信フォト)

だが、会見の中の重要な発言は、朝日新聞(11月30日付)が一面で報じたように、「大嘗祭、国費支出『適当かどうか』 秋篠宮さま、皇位継承行事めぐり」であった。

秋篠宮さんは、天皇の代替わりに行う皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」に、「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」として、政府は公費を支出するべきではないという考えを示したのである。

1990年に行われた「大嘗祭」では、宮廷費約22億5000万円が使われたという。秋篠宮さんは、天皇家の私費にあたる「内廷会計」で賄うべきだ、つまり質素にやるべきだと宮内庁の山本信一郎長官らに「かなりいった」が、聞き入れてもらえなかったと話している。

■「婚約はできない」に週刊誌編集部は大騒ぎした

宮内庁はまったく知らされていなかったため、大慌てのようだ。政教分離の観点からも重大発言だが、そうしたことを全く考えずに前例を踏襲して公費を支出することを決めてしまった、安倍政権への異議申し立てでもある。

案の定、各方面から批判の声も上がっている。だが、テレビや新聞の写真で見る53歳になった秋篠宮さんの表情にはすごみが出てきた。天皇皇后や皇太子がいえないことを私がいう。覚悟をした男の顔である。

週刊文春や週刊新潮は親しい宮内庁記者から会見内容を聞きだし、詳細を知っていたようだが、この問題については一行も触れていない。

関心は、秋篠宮さんが、「娘・眞子と小室圭の納采の儀(婚約)はできない」と語った一点だけだった。これを聞いた時、女性誌を含めた週刊誌編集部は鬼の首を取ったような大騒ぎをしたに違いない。

それも秋篠宮さんは、小室圭さんに関わることが週刊誌などで報道されていることは、承知していると話したのだ。「われわれ週刊誌が2人を破局に追い込んだ」。編集部にはそう勘違いした人間もいたのではないか。

■各誌は「婚約破棄」が決まったかのような書き方

それが証拠に、解禁の前日に発売された両誌は、こうタイトルを付けた。「千代田のお城から『さようなら小室圭さん』」(新潮)、「小室圭さんから辞退を 秋篠宮さまの真意」(文春)と、婚約破棄が決まったかのような書き方である。

11月30日に放送された各局ワイドショーも、いつものように小室さんの母親の元婚約者(名前も顔出しもなし)による一方的な発言を取り上げ、小室家側の非をあげつらう論調に終始した。

秋篠宮さんの会見での発言を精査する前に、ここ1カ月半近くのブリザードと表現してもいい「小室圭バッシング」を振り返ってみよう。

8月初旬に小室圭さんがNYへ行って以来、母親は行方不明だが、週刊文春(10/4号)の「小室圭さん衝撃の外務省公電 消えた母親は『探す必要なし』」によれば、外務省が異例とも思える公電を、在NY日本国総領事館へ送ったというのだ。

文面は、「貴館においては、特に積極的に米国関係当局に接触して、小室佳代さんの所在を把握する必要はない、と本省としては思量している」。わざわざ、外務省が公電を使ってNYの領事館に「母親を探すな」などというだろうか。

■「この疑惑が万が一事実なら」で書き連ねた文春

女性セブン(10/11号)は「小室圭さん(26)超VIP留学 中断帰国 眞子さま震える」で、圭さんは留学ビザを取得していなかったと報じた。財政能力証明書に必要な金額が提示できなかったからではないかというのである。

この情報を鵜呑みにした文春が、「小室圭さんアメリカ『不法滞在』疑惑」(10/18号)と後追いした。

文春は「仮に、この(セブンの)報道が事実だとすれば」、圭さんは不法滞在になり、アメリカの移民法に抵触してしまうと、さらに話を広げる。確たる証拠もなしに、「この疑惑が万が一事実なら」、眞子さんとの結婚にさらなる暗雲が立ち込めかねないと話を展開させていくのだ。

だが、圭さんの留学をサポートしている奥野総合法律事務所を通じて、圭さん本人に質問を投げると、圭さんから「まったくの事実無根。ビザはちゃんととっている」という返事が来て、疑惑は雲散霧消する。事実、もしそうなら10月ぐらいに一時帰国しなければならないが、そうした動きはまったくなかった。

だが懲りない週刊誌の面々は、NYのレストランで開かれた息抜きの飲み会までも、「小室さん迫る11月危機、5人の美女とのNY飲み会動画」(「週刊文春」10/25号)と、怪しげなものにしてしまうのだ。

■「もう小室母子は他人だと突き放した」は深読みしすぎ

「女性自身」(10/30号)は、「眞子さまショック!『小室母子はもう他人』2人の愛を認め続けた秋篠宮さまが豹変宣言」と報じた。

秋篠宮さんが、金銭問題の早期解決、国民の理解を得るために記者会見を開いてはどうかと、小室家にアドバイスをしてきたのに、ことごとく無視され、小室家とは関わりたくないと、娘・眞子さんに宣言したというのである。

秋篠宮さんも会見で、「まだ、婚約前ですので、人の家のことについて私が何か言うのは、はばかられますけれども、やはりその今お話ししたような、それ相応の対応というのは大事ですし、それから、これは、二人にも私は伝えましたが、やはり、今いろんなところで話題になっていること、これについてはきちんと整理をして、問題をクリアするということ(が必要)になるかもしれません」と語っているから、アドバイスしたことは事実である。

だが、後でも触れるが、「もう小室母子は他人だと突き放した」というのは、深読みしすぎではないか。

ここからはマッチポンプのお手本にしたい記事が続く。

■別れてもいない眞子さまに「プリンス候補」の報道

「『小室圭くん』とさよならしたい『紀子さま』の『宮内庁プリンス候補人名録』」(「週刊新潮」11/8号)

タイトルを見て、老耄&認知症気味の私は、紀子さんが離婚して、再婚するのかと早飲み込みをしてしまった。読んでみたら何のことはない、眞子さんの結婚相手を探しているという話だ。

だが、小室圭さんと別れてもいない眞子さんに、なぜプリンス候補がいるのか?

内容は、全くといっていいほどの架空の話。圭さんがNYから帰ってこなかったり、向こうで新しい彼女ができたりすると心配なので、母親が、相手にふさわしい候補者が載っている「人名録」に手を出した、のではないかという推測に希望的観測を混ぜ、ありもしないストーリーをつくり上げた。そうとしか思えないのだが、こういう記事を秋篠宮夫妻は読んで、どう思ったか、ぜひ聞いてみたいものである。

続いては「小室圭さん『チャラ男』写真に仰天」(「週刊文春」11/15号)。6~7年前のクラブイベントで、六本木の会場に3~400人が集まり、踊り明かした一夜、女性の肩を抱き、カメラに向かってチャライ表情を見せている圭さんの姿をグラビアに掲載している。

この写真を読者に見せて、文春は何をいいたいのだろう。まだ20歳そこそこのときだ。

■「秋篠宮夫妻は、ほぼすべての週刊誌に目を通されています」

文春は翌週も、「小室圭さん卑猥ポーズ写真の波紋と秋篠宮さま『五つの宿題』」という特集を組む。自分のところで掲載した「チャライ圭さん」写真がワイセツ過ぎると批判が出ているというのである。「英国王室であればこの写真が出た時点でアウトです」というのは、ジャーナリストの多賀幹子氏。

カメラに向かって、口元で裏返したピースサインをし、指の間から舌をのぞかせている。これに対してネットで「下品」「発情していると勘違いされる」という書き込みがあふれたというのである。

「欧米では手を裏向きにしたピースサインは暗に女性器を指し、その間から舌を出すのはオーラルセックスを意味します」と、ご丁寧に米国在住のジャーナリストが解説している。

そして例によって、宮内庁関係者がこういう。

「秋篠宮夫妻は、ほぼすべての週刊誌に目を通されています。小室さんの写真もご覧になり、ショックを受けられているでしょう」

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