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10月の米個人消費0.6%増、PCEコア物価は鈍化


[ワシントン 29日 ロイター] - 米商務省が29日発表した10月の個人消費支出(季節調整済み)は前月比0.6%増と、7カ月ぶりの大幅な伸びとなった。市場予想は0.4%増だった。一方で米連邦準備理事会(FRB)が物価の目安としているコア物価は2月以来の小幅な伸びにとどまり、基調的な物価の上昇ペースが鈍化したことを示した。

10月は処方箋薬や電気・ガスの消費支出が押し上げ要因だった。

個人消費は米経済の3分の2以上を占める。

9月の数字は当初発表の0.4%増から0.2%増へ下方改定された。

インフレ調整後の実質消費支出は10月に0.4%増と、こちらも7カ月ぶりの大幅な伸びとなった。第4・四半期初めに個人消費が底堅く伸びたことを示唆した。

10月の前月比の内訳は、モノが0.5%増。9月は0.1%増加していた。サービスは0.7%増。9月は0.3%増だった。

個人消費支出(PCE)価格指数は変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が前月比0.1%上昇。9月は0.2%上昇していた。10月の前年同月比は1.8%上昇し、2月以来の小幅な伸びとなった。9月は1.9%上昇していた。コアPCEの前年同月比はFRBが物価の目安としている。3月には2012年4月以来初めてFRBの目標である2.0%を付けた。

10月にPCEコア物価指数は鈍化したものの、FRBが12月に今年4度目となる利上げを決めるとの見方は変わらないとみられる。パウエルFRB議長は前日の講演で政策金利の水準は、景気を過熱も冷やしもしない中立金利を「わずかに下回る水準にある」との認識を示し、FRBの利上げ打ち止めが近いことを示唆した。

個人所得は0.5%増と、1月以来の大幅な伸びとなった。9月は0.2%増だった。賃金は0.3%増。貯蓄は9678億ドルと、9月の9769億ドルから減った。

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