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医学部地域枠 本当今更何?

NHKニュースです。(地方の医師不足対策 医学部「地域枠」22大学で欠員2割超

医師の居住の自由、専門選択の自由を犠牲にして、地域医療を担う医師を育てようと言う施策で、それこそ自治医大の目的と一致します。ところが自治医大だけでは地域医療の改善は認めることができなくなったため、10年前に大学と地方自治体で導入された施策です。
>医学部の定員は国によって決められていて、10年前から、地域枠を設けた大学は臨時で定員を増やせるようになりましたが、その欠員分は一般の学生などが代わりに入学していたということです。
厚労省はできて8年目に初めて評価したとのこと。地域枠の名の下に定員が増やされ、大学は儲けることができたが地域には医者が増えなかったというまさにやりっぱなし施策の典型になります。
>厚生労働省と文部科学省は、本来の機能を十分に果たしていないとして、全国の大学に対して、地域枠を一般枠と区別して入学試験を行うなど改善を求めています。
ただよく考えなければいけません。これは東京医大問題でも取り上げられた入試の条件の変更に当たります。そう田舎で働きたくないと思う学生は地域枠に応募しません。そして入試の際に地域枠を受ける学生の学力レベルには一般の学生と少し差があるそうで、大学として特別に枠をつくることに二の足を踏んでいたというのが実情のようです。

でもね、地域枠卒業は今年で3年目とはいえ、毎年医学生は入学していたし、補助金は出していたんだから足りないことを地方自治体は当然知っていたはずなんだよね。でも大学には強く言えなかった。それは職業選択の自由、居住の自由などの問題から強制はできないと考えてたからと思うんですよ。(以前の記事です:埼玉の医師が少ない!6年前から何か変わった?若い先生を犠牲にする前に何かすることあるんじゃない

少なくとも地域貢献という医療における任務を果たすために、国家試験に受かるレベルにしっかり育てることを含めて、大学は地域枠受け入れをやらなければいけないでしょう。出ないと学生枠を増やしてはいけません。ただの利益目的だけになります。(これがビジネス追求との矛盾にもなるんですよね)

ただここでコメントしている奈良県は、医師に対するブラックな環境、医療費の削減とか、少なくとも医師からみて働きたくない県トップクラスなんだよな。お前らそんな県だから募集ないんじゃないの?そんなこともまた感じちゃいました。

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