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三菱自、ゴーン氏の会長・代表取締役解任 益子氏が暫定会長兼務


[東京 26日 ロイター] - 三菱自動車<7211.T>は26日午後、臨時取締役会を開催し、カルロス・ゴーン容疑者の同社会長職の解任と代表取締役の代表権を外すことを「全会一致」で決定した。不在となる会長職については、益子修代表取締役CEO(最高経営責任者)が、次回の株主総会まで暫定的に兼務する。

臨時取締役会後、益子CEOは記者団に対し、ゴーン容疑者の会長と代表取締役の解任を提案した理由について、1)同社の大株主である日産自動車<7201.T>での信任をすでに失っていること、2)逮捕で拘留されている現状や今後の刑事手続きに伴い代表取締役としての業務遂行が困難になったため──と説明した。

益子CEOは「株主を含むステークホルダーの利益を守るためには今回の提案を避けて通ることはできなかった」とし、「苦渋の決断だったが、会社を守るためには何をすべきか、社員とその家族を守るためには何をすべきかを優先して判断せざるを得なかった」と語った。

臨時株主総会の開催は「考えていない」といい、会長の後任は白紙で、次回の株主総会までに決めるとした。

今回の問題を踏まえ、三菱自はガバナンスの有効性や役員報酬制度の透明性も見直し、必要な改革を行う。益子CEOは「報酬委員会の設置も含めて改革の具体案を早急に策定し、固まったものから速やかに実施していきたい」との考えを示した。

日産と仏ルノー<RENA.PA>とのアライアンス(連合)については「三菱自の持続的な成長と株主の価値の極大化のためにアライアンスを活用すること、われわれの強みのある分野ではアライアンスのために貢献していくとの基本的な考え方には変更ない」と述べた。

<3社のトップが今週後半に協議>

22日には、三菱自の株式を34%保有する日産が臨時取締役会でゴーン容疑者の会長と代表取締役の解任を全会一致で決議した。

一方、日産の株式を約43%持つルノーは20日の臨時取締役会で、ティエリー・ボロレ最高執行責任者(COO)を暫定トップとし、ゴーン容疑者の会長兼CEOの解任は見送った。解任するのに十分な情報や証拠がないことが理由。日産と三菱自、ルノーで対応が分かれた。

益子CEOは、3社のトップが今週後半、今後のアライアンスのあり方を協議することを明らかにし、「話し合う時間を持ちたい」と語った。会議はアムステルダムで開催される予定で、益子CEOは、東京からテレビ会議システムを通じて出席するという。

*内容を追加します。

(田巻一彦、山崎牧子、白木真紀)

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