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ニッサンなのにトヨタとは、これ如何に?・・・日産・ルノー関係のゆくえを占うには

 報道によれば、日産は、会長を解任したゴーン氏の後任会長について、「ルノーには指名させない」との意向を伝えたという。

 一方、世耕経済産業大臣は、パリでルメール仏経済相と会談した後、取材に応じ、早速「今後の提携のあり方は関係者が合意、納得した上で進めることが重要とフランス側を牽制した」という。

 この「2社のつばぜり合いは、今回の事件をきっかけに国際的な注目を集めており、日本とフランスの外交問題にもなりつつある」(以上「」は朝日新聞)らしい。

 今回の「ゴーン逮捕、解任劇」の裏側には様々な背景がありそうだが、いずれにせよ、今後の日産・ルノーの関係を巡っては、社外取締役の豊田正和氏がキーパースンになるだろう。

 豊田氏は、長く通産省(現経済産業省)で「通商畑」を歩み、最後は経済産業審議官(通商担当次官)で退官した。

 橋本龍太郎通産大臣時の「日米自動車交渉」では米州(アメリカ担当)課長として補佐役を果たし、のちに国際経済部長(通商機構部長/WTO等の国際機関担当)、通商政策局長(通商全般担当)も務め、国際経済を巡る政治の力学や通商・貿易ルール等に精通している。

 先日の日産の取締役会では、次期会長選定のための委員会の長に就任が決まり、役員報酬の決定方法や社内ガバナンス強化のための第三者意見の反映等の職責も担うようだが、それは「表の顔」で、今後は、彼が日本政府とのパイプ役を務めながら、対ルノーや、日産、ひいては日本の国益のために動いていくことだろう。 

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