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南ア中銀が3年ぶり利上げ、金利6.75% 一時的措置との見方も

[プレトリア 22日 ロイター] - 南アフリカ準備銀行(中央銀行)は22日、主要政策金利のレポレートを25ベーシスポイント(bp)引き上げ6.75%とした。利上げは2016年初頭以来約3年ぶり。長期的なインフレ高進リスクが依然として根強く、利上げの見送りは困難と判断した。

市場では、今回の利上げは一時的となる可能性が高いとの声も聞かれる。

ハニャホ総裁は記者団に対し、金融政策委員会メンバーの6人中3人が25bpの利上げを主張、残りのメンバーは据え置きを訴えたことを明らかにした。決定まで精力的な議論を重ね、僅差で利上げが決まったとした上で「調整を遅らせればインフレ期待が一層高止まりし、二次的影響を招くことになる。そうなればさらに強力な金融政策対応を余儀なくされる」と語った。

ロイターが先週行ったエコノミスト調査では、26人中16人が6.50%に据え置くと予想、残りは25bpの利上げを見込んでいた。

南アランド<ZAR=D3>は決定を追い風に、対ドルで1.3%強上昇し8月10日以来の高値水準を付けた。その後は1.22%高の13.7450ランド。

中銀が示す来年の経済成長率見通しは1.9%。今年の推定0.6%から持ち直しが期待される。ハニャホ総裁は「経済を巡る足元の課題は主に構造的なもので、金融政策によって解決できない」と指摘した。

消費者物価指数(CPI)見通しは平均で、今年4.7%、来年5.5%、再来年5.4%の見込み。中銀の目標レンジ(3ー6%)の中間点から引き続き遠ざかり、来年第3・四半期にピークとなる5.6%に到達する見通しだ。総裁はインフレ期待を目標レンジの中間点付近に維持できるよう目指すとしたほか、通貨安や原油高の影響が物価の主要なリスクになると話した。

NKCアフリカン・エコノミクスのアナリスト、エリーゼ・クリューガー氏は「利上げは一時的で利上げ局面の開始とはならないだろう。金利はおそらく長期間据え置きが続く見込みだ」と述べた。

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