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韓国は国際法を守れないだけでなく、和紙代用品として韓紙を海外で売込み

・写真は、尾形光琳の群鶴図屏風(米国フリーア美術館所蔵)の修復やシスティーナ礼拝堂の天井画(バチカン王国)の修理にも和紙が使用(出所:文化庁)

 「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(全国比例区)です。来年7月の参院選に向けて、自民党から公認を頂きました。引き続き国家国民のため、全力を尽くす所存です。

 韓国政府は、3年前の平成27(2015)年の年末日韓の「慰安婦」合意に基づいて設立された「和解・癒やし財団」の解散を、今月中に発表すると11月17日付の朝鮮日報が報道しています。陳善美(チン・ソンミ)女性家族部(省に相当)長官は、「財団解散に関する政府の見解は既にまとめられており、発表の時期を調整しているところだ」と述べたとのことです。

 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/11/17/2018111700354.html 

 旧朝鮮半島出身労働者の個人賠償権に基づく韓国大法院(最高裁)の10月30日の判決によって、日韓の外交の基盤となっている基本条約、日韓請求権・経済協力(5億ドル)協定も風前の灯となっています。その最中、さらにいわゆる慰安婦問題における日韓合意も覆されようとしています。

 韓国は、国家間の約束、国際法を守ることができない国と言わざるを得ません。法の支配よりも、時々の政権の意向、国民感情に左右されてしまう厄介な国だということです。

 さらに、韓国は、海外において和紙の代用品として韓紙を売り込み始めています。

●伝統技術伝承者からの訴え

 去る10月27日(土)に、文化庁等主催の「第16回日本の技体験フェア」が開催され、視察をさせて頂きました。そこで、国宝を修復している匠の方々から、韓国が海外にある日本の文化財のある博物館等に和紙の代用品として「韓紙」を売込んでいると聞きました。

 https://ameblo.jp/akaike-masaaki/entry-12414949743.html

 そこで、文化庁に対して、事実確認と対策を依頼しました。

●文化庁の事実確認 和紙まがいの韓紙が海外で流通は事実

文化庁によると、韓紙とは、楮を原料とした流漉の紙であり、日本の楮紙と原料は近いが同一ではなく、原料処理の方法、添加物の入れ方など、修理用紙としては日本の和紙と同質ではないとのことです。韓国では、20世紀に木材パルプを原料とする機械漉の紙が普及したために、伝統的な楮紙の生産者は激減し、現在は数軒にまで減少してしまいました。そのため、国が支援し、韓紙の振興を行う法人「韓紙開発院」を設立するとともに、国内外への韓紙の普及宣伝活動を実施し始めました。ただし、材料処理の仕方などが明らかにされていないため、海外の修理においても、当然安全性の高い和紙が主流となっています。日本の文化財の修復では、50年から100年に1度の修理周期に耐えうるよう、伝統的な材料(日本産楮)と技術で生産された和紙(美濃紙、美栖紙、宇陀紙)を使用することが不可欠となっています。我が国においては、需要激減による原材料生産者の減少や高齢化が課題となっており、支援が不可欠です。

欧米には、過去において日本の古美術品が多数収集されており、現在も多数存在しています。我が国の和紙は、日本の古美術品の修復はもちろん、海外の文化財修理においても、優れた修理材として認識されており、多くの美術館・博物館で利用されてきました。一方、近年韓国による積極的な韓紙のアピールにより、近年一部の美術館・博物館では韓紙を利用し始めている事例が出始めています。

○ ルーブル美術館

韓国政府の支援により、韓紙を修理用紙として使用するための、ミーティング、セミナーディスカッションが実施されているとのことです。その結果、何人かは和紙を補完するものとして韓紙を使用し始めています。

○大英博物館

韓国のインターンが韓紙を修復材として使用する可能性についてリサーチを実施中とのことです。

○ICON(Institute of Conservation)(英国の修理技術者ネットワーク)における発表

韓国の支援を受けたイタリア人研究者が韓紙の修理への使用について和紙と比較し検証し、結果はほぼ同等と評価・公表しています。

我が国の和紙の需要拡大のためにも、伝統に裏打ちされた安全性の高い和紙を積極的に海外に普及していく必要があります。

●文化庁の対策

 以上のような事実を確認した文化庁では、日本の文化財修復技術・材料の海外への普及・発信を行い、海外における日本産楮を使用した伝統的な「和紙」の入手ネットワークを確立し、国内における和紙生産の技の継承と材料を確保しようとしています。

 和紙の原料である楮は、国内生産量の激減により、質の異なる海外産楮の輸入に頼らざるを得ない状況にあります。修理に必要な和紙である美須紙の生産者は残り1軒となってしまっています。技術が消滅し、修復に使用できる良質な和紙が供給できなくなる危機があります。

 以上の施策を実現するために、文化庁では次のような来年度概算要求をしています。

・文化財を支える伝統の技伝承基盤強化プラン 概算要求額7.72億円(今年度4.48億円)

・重要文化財(美術工芸品)文化財修理の伝統技術等継承事業 4千万円(新規)

・国宝・重要文化財美術工芸品保存修理抜本強化事業 13.52億円(8.3億円)

・日本の美再発見!文化財武術工芸品魅力開花推進事業 1億円(8千万円)

・適切な修理周期等による文化財防衛の推進 278.26億円(237.1億円)

 文化庁の予算をしっかり確保し、さらに外務省と連携して、官民一体となって和紙の振興を図っていかなければなりません。引き続き力を尽くしてまいります。

私は、わが国の伝統的な精神、智・仁・勇の「三徳」に基づき、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、全ては国家国民のために、根拠をもって総合的に判断し、日々全身全霊で取組みます。

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