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中国が目指すエネルギー・ルートの多様化

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中国の軍事力・安全保障の進展に関する年次報告書 2011年版より画像引用)

中国のエネルギー事情に関して調べていると、『中国の軍事力・安全保障の進展に関する年次報告書 2011年版 [PDF]』に掲載されているものがインフォグラフィカルで分かりやすいものでしたので転載して紹介いたします。(注:携帯やスマホからアクセスされている方には小さくて見づらいかもしれません。)

ご存知の通り、中国は経済発展を維持するために莫大な資源エネルギーを必要とし、その多くを輸入に依存しています。1993年には石油純輸入国に転じており、2009年には56%の石油を輸入しました。2015年には3分の2、2030年までには4分の3を輸入することになると見積もられています。

そこで重要になっているのが、エネルギー源の確保と輸送ルートの多様化です。

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中国の石油の供給元は、中東、中央アジア、アフリカといったところがメインで、それらのうちの大部分がシーレーン(海上交通路:SLOCs)を経由して運ばれ、チョーク・ポイントを通過します。たとえば2010年の中国の石油全輸入量のうち47%がホルムズ海峡を、83%がマラッカ海峡を通過しています。こうしたSLOCsへの依存、とりわけマラッカ海峡と南シナ海への依存を軽減することが中国のエネルギー戦略上の優先課題となっています。

そこで取り組まれているのが、陸上経由のパイプライン建設ですね。カザフスタン経由、シベリア経由、そしてマラッカ海峡を迂回してミャンマーのKyuakpya(チャウピュー)から中国雲南省昆明までのルートなどが稼働中だったり建設中だったりします。

しかし、これらの陸上パイプラインで輸送される原油や液化天然ガスの量はわずかで、現状ではマラッカ・ジレンマやホルムズ・ジレンマを解消するほどのものではありません。中国のエネルギー生命線が、インド洋やマラッカ海峡、そして南シナ海にある状況に大きな変化は訪れないでしょう。

それにしても、こういう視覚的に情報がみてとれるものはいいですね。うちのブログなどもついつい文字情報ばかりで読みづらくなりがちですから、改善していかないと。

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